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生きる為に。  作者: ハル
第1章異変
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平穏

「仁、起きなさい。学校遅刻しますよ?」


朝1番、母親の声が家に響き渡る。


「今日は当直でしょ?早く行かないと怖い先生方とお腹すかした牛さん達が待ってますよ?」


母親の声で目覚め、スマートフォンの時計を見る

「AM6:35」


「遅刻する〜‼︎」

急いで制服に袖を通し、寝癖は洗面台に頭を突っ込み温水で頭を濡らし、側にあるタオルでワシャワシャと拭きながら、母親が焼いてくれてたトーストを口にくわえ、鞄を引っ掴み(教科書は全て鞄の中。)玄関にダッシュ。


「仁、お昼ご飯代、忘れてる」

と母親が500円を渡してくる。


「有難う、母さん。行ってきます。」

玄関直ぐに停めてある銀色の大きめの学校指定の自転車に跨り、全力で漕ぎ出す。


通っている県立農業高校まで普通なら30分程だが、僕が全力で漕げば15分ぐらい。

信号が幾つかあるが、まあなんとかなるだろ。

取り敢えず考えている間にさっさと行くか。




少しの間、説明会とかのほほんとした話が続きます。

お付き合い頂けると嬉しいです。

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