第15章:深紅の預言者(第3部)
ゲオ:深紅の預言者
(1)
そして、私は死の種を植えた……
その果実からは、生命の不在という吐息が漏れ出していた……
この死の樹は、内側から外側へと生命を貪り尽くしていった……
死の吐息は、少しずつ、人々の通りを駆け抜けていった……
(2)
根からは死の子供たち、罪、そして真の悪意が芽吹いた。
罪は、さらなる罪によって償われる。
地上の何者も、救われることはない。
神がこのすべての罪を赦すかどうか、私には分からない。
(3)
罪深き男たちは、私の死の精霊たちに近づき、
祈りによって、あるいは天使や悪魔の救いによって救われようとした。
だが、私の心臓から湧き出る腐敗からは、何人たりとも、何物たりとも救われない。
誰一人として、救われはしない。
……
古き主の創造物をすべて終わらせよう。私の作品は、より良きものを目指している……
(血の華が咲き、誰も癒やすことのできないまま零れ落ちた)
(それは大地と空がかつて見たことのない、最も暗い日々となるだろう。星々に届き、ブラックホールの闇そのものでさえ、私の顎で噛み砕き、私の心臓で消化できるのかどうか、時だけが教えてくれるだろう)
私は自問する。この死の種は、虚空の広大さをも飲み込むことができるのだろうか? 人間が想像しうる最悪の悪意を持って、私はこれを設計したのだから。
剣と聖書の詩句を携えた騎士たちは、その「光」で、死の樹の根から湧き出る未知の存在と戦おうとした。だが彼らは打ちのめされた。真の死の落とし子たちによって。 少しずつ、死の静寂が訪れ、彼らのシルエットは「灰の落とし子」へと置き換わっていった。死の悪臭……それは、信仰をもってしても論破できない真実だ。
武装した男たちは恐怖と共に家に閉じこもり、バリケードを築き、抵抗を企てたが、時間は彼らに味方しなかった……
希望を抱く男たちは、モグラのように地下へと逃げ込んだ。だが、私の死の根はすでに張り巡らされていた。 遅かれ早かれ、彼らの隠れ家はかつてない自然の力、すなわち「真の悪」によって粉砕されるだろう…… 痛みが返される時に生まれる悪。不正義こそが正義となるときに生まれる悪。受けたすべてが返され、彼らのねじ曲がった論理がそのまま彼らに返されるとき……
力で、技で、欺瞞で、あるいは単なる腐敗で、他者の運命を操りたかったのか? それが公平だと? ならばそうなるがいい。自らの剣で喉を詰まらせるがいい……
「自らの剣で喉を詰まらせるがいい」
「カルトの男たちは、雷と光の神、一筋の光線に祈っていた。彼らは古代の物語と科学を知り、真の救済を求めていた。だが私は、心を照らす蝋燭、すなわち『希望』さえも吹き消してやる」
「彼らは知るだろう。真の悪とは、『自らが行う悪を見ない者、あるいは見ようとしない者』であることを」
「自らの剣で喉を詰まらせるがいい」
「さもなくば、私のこの手と、その常軌を逸した力によって、彼らの食道に突き刺さった私の言葉を成就させてやる。鋭く、有害で、致命的な言葉を……」




