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飯マズ脱却の為ならサブカルを布教する〜小説アニメまんがは異星で大人気〜  作者: リーシャ
番外編

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シルバ◎アファミリー4

何度も確認作業をするのは、やはり地球側に失敗させたくないって気持ちが強い。


私の感覚と地球の感覚が結構違うしね。


私は軽く頼んだつもりでも人間的には失敗の許されない依頼という重すぎる価値を感じているみたい。


流石の私も宇宙人側ではあるが想像は出来るよ。


両親は引き続き見たがっていたが、購入したドールも気になるのでと目の前でゼクシィ星に帰るのを見送ったリーシャは、またぷらりぷらりと買い物をする。


リッカちゃん人形は購入することを決めて予約したし、次は車の模型ブースと組み立て式の玩具プラモデル


プラモデルも豊富な種類がありすぎて私はちょっと遠い目をした。


プラモデルならば既にカンタムを紹介してるので分かりやすい。


アニメは見せたものの、本来の商品はプラモデルなので、受け入れやすいだろうといくつか見繕う。


アニメを紹介する気なんてなかったので、勿論プラモデルも論外だったのだが、既に知れ渡ってしまったのだ。


アルメイがこのブースにこなくて良かった。


来ていたらこの店のもの全てくださいって言うよね。


言われたらまたてんやわんやになるし、混乱は小さく抑えたい。


その気持ちを察しているのか、察してないのか、分からないのかリーシャにぴったりと張り付く山田さんは私が見ているのを見守っている。


恐らく分析したり、何が好きなのか知ろうとしているんだろうなあ。


真面目な山田に役人なんだから当たり前だよね、とやはり賢い人達だなと感想を抱きこんな風なサブカルを発展させた今を深く思う。


山田はぷらぷらするリーシャを眺めて、プラモデルを見ていることにいち早く気付いていた。


しかし、彼女は少し迷っているようだった。


プラモデルは組み立て式と組み立てられている既に完成しているものが存在している。


役人の山田は資料で一通りミニチュアに該当する商品を頭に入れていた。


「いくつかプラモデルを購入しますか」


「はい。お願いします」


組み立て式のものを色々見た結果、購入してリーシャは帰って行った。


それを見送る山田は、ホッとすると同時にやはり付き合いやすいのはリーシャであると感じた。



帰宅したら両親がミニチュアのシルパニアでものすっごい遊んでいた。


既に3つ程箱から出して完成させている。


早い。


しかも、着せ替え用の箱まで開けている。


着せ替えも楽しんでいるみたいで良かった。


両親達はリーシャを見るといかに面白いかを教えてくる。


それは私に一番分かるけど、両親が私に知らせたくて何よりだ。


早速ミニチュアハウスを広げ、人形を配置している。


「私達家族をまず模してみたわ」


といって父と母と私の3人がモデルにされ配置。


「た、大変よ」


「え?何?」


突然あわあわし始めた彼女に私は首を傾げる。


「アルメイちゃんたちのお人形の分を買ってないわ」


「それは3日後にくるから。ハイ。これ私が買ってきたやつね」


ごそごそと懐から取り出す。


2人にリッカちゃん人形を一つ渡す。


「えっ?な、なあに?可愛いわ!」


「急に背が伸びたな」


今まで遊んでいた人形に比べたら長細いよね。


リッカちゃん人形を気に入ったのは母。


小道具のブラシを使って、髪を透かしている。


きっと母性本能を刺激されているのだろう。


父も母を興味深そうに見ている。


見ていると少し寝てからまたなにかしようかと考えて一眠りした。


その一眠りから目を覚せば目の前にジャニクがいて口から「ふぉ」と出た。


彼はジィと見ていてちょっぴり怖いのだが?


「おれを除け者にしたなぁ?」


ホラーのように語尾を伸ばす彼は不貞腐れていた。


別に除け者にしたわけじゃないよと伝えられる。


ジャニクはジャニクで周りに気を使わなくて済むようになったら連れていく。


それは、私なりの配慮だったのだが。


男の子だから、女児向け商品に大してどう反応するか未知だったから。


だって、もし男の子が上手くそれを好きと言えずに恥ずかしがる可能性がある。


思春期ってわけじゃないけど、好きじゃないと嘘をつくかもしれないもんね。


まあ、地球とは男女の価値観を分けているわけじゃないから、好きとか好きじゃないと言う可能性の方があった。


けど、私の地球での価値観がまだ残っていて、もしかしてと思ったので、万が一の場合を考えて個別に連れていく予定だった。


ゼクシィ星の住人が今まで男女別において、なにかを分けたという前例はない。


なので、女児向けであろうが関係がないことは予測している。


もしも、を考えてなのだよ。


と、ジャニクに説明したがピンときてなかった。


しかし、だ。


ジャニクを宥めて、しっかり山田さんに連絡して彼を案内したい事を教えて、私達はまた人形などが並ぶ店へ赴く事になった。


三度目となると、流石にもう見るものはない。


山田さんに地球のタブレットを借りると、サブスクの有料コンテンツを見る事にした。


後で山田さん達がきっと履歴とか確認して私の好きなものを把握しようとするから、素直に見たいやつを選ぶ。


そこには勿論今回の発端になったアニメーションもある。


一応軽く見ておく。


これはいずれ放送させてもらえれば良いかな。


まだフィギュアの事すら身内にしか広め出ないもんな。

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