キャラゲー牧場系1グレしん
我がゼクシィは体感型ゲームを元から使えるほど、技術力が高い。
それを使って今や、ありとあらゆるアニメや漫画のゲームをこれでもかと作っている。
リーシャも現在、趣味で作っている。
その作る過程も、ゼクシィで配信したりして、盛り上がっていた。
今はグレヨンじんちゃんの牧場系のゲームを制作している。
それと、アニメも。
アニメは二次創作扱い。
他の皆も、大統領がポケットマネーをじゃんじゃか使い、開発したアニメ制作キットと漫画制作キット、ゲーム制作キットを大盤振る舞い。
「それは今やゼクシィで大大大ブーム」
大統領のキットはAI生成などとは比較にならない科学の集大成。
ゼクシィに生まれて最高です。
「大統領は相変わらず、すごい」
お金があっても地球では無理なやり方。
制作しながらも、公式と見間違うクオリティを目の前にして感嘆。
(ヤマダさんに作品を見てもらったらえらい食いついたなぁ)
「でも、公式が打診してきて、発売も……そこは大統領も絡んでるのかも」
山田がキャラゲーや二次創作なのにアニメを求めるのは、地球での作成にも限界があるのかもしれない。
作成に1年以上掛かる。
でも、地球の人達は盛り上がりもあって、もっともっとと求めている。
それなら外注してまでも頼まれるのだろう。
地球でゲームを発売するときはVR要素を抜きにするらしいから、普通のゲームに変換される。
(VR体感型は大統領がゲームミュージアムを作って、そこだけで出来るようにするって言ってたな)
例によって、技術的に悪用されないように限定している。
「アルメイはスカーレット・エヴァーガーデンの体験型アドベンチャーゲームとアニメ制作に夢中」
アルメイの天才的な灰色な頭脳なら、私には出来ないような作品を作るのだろう。
グレじんの二次創作アニメも作ってはいるけど、今はゲームに力を入れている。
「農業系だけじゃなくて、冒険要素も必要なのか。スローライフの概念を訂正したほうが良いんじゃないかなぁ」
大いにね。
「やーやー!大統領だよ!」
バーンと扉を開けて入ってきた不審者は大統領。
冗談じゃなく本物である。
正真正銘、本物のゼクシィでトップの肩書を持つ。
見た目が幼児でも、それはゼクシィ人の証。
かくいう私も見た目だけは女児。
これにより、人間ではないと証明されている。
しかし、他のゼクシィ人と違うのは前世、人間の記憶を持つというだけ。
そこには悲しい話もないので、特に語ることはない。
「進捗はどうだい?」
聞くのは良いけど。
「大統領、ネタバレしたくないってあれだけこだわるのに私の作るもののネタバレは良いんですか」
ノラえもんのゲームだって5話を作ったら配信したけど、個人のネタバレ配信をキツく禁じた。
それを見たらこれからやる人のネタバレに関わると危惧したのだ。
代わりに公式の大統領公認での配信をやっている。
ネタバレに配慮オブ配慮に気をつけているらしい。
私もやってほしいと言われてやった。
ネタバレ部分はぼかしが入るのでこちらが気を使うことはしなくていいのは楽。
それよりも私がゲームをすることにより、知名度などの理由で視聴者が増やす目的とされていた。
大統領もゲームをするんだけどネタバレしたくなさすぎてスローペースだ。
自分でやったほうが早いねと皆で言い合っていたくらい。
意外とそれが目的なのかも。
「だ、大統領は特別だから良いのさ」
「声震えてますよ」
指摘されると動揺するということは、自覚はあるんだろうね。
「見ていきますか?」
「うん!」
大きく頷くゼクシィトップ。
「では、VRモードにしますね」
「かなり終わりかけ?」
そう聞かれて、少し間をおき肯定。
「そうですね」
フルボイスもしたし、あとすることと言えばエンディング曲の選別かな。
声は既にアニメから抽出されていて、そこに当てられるだけ。
声優は居なくともフルボイス可能。
これは地球の仕事からすれば影響があるので、余計に地球へキットを渡すなど不可能だろう。
「地球には2Dにしたものを渡すんでしょ」
大統領が好奇心ありありで聞いてくる。
自分は情報を遮断するが、本人は知りたがる質、それが彼の愛すべきところ。
「グレじん、彩りのカゲホウシ。良いタイトルだ。うんうん。大統領もタイトルを考えるの大好きだよっ」
じんちゃんに冒険とか農業をさせる理由付けに悩んだ。
両親が捕まっている設定にしておくと子供だけでやる他ないことも出来るし、冒険して、その過程で両親の解放を目的に出来て、戦う理由になる。
鉱石などを掘る理由も武器や防具を作ったりする事も出来るよね。
大人が手伝ってくれる人達も大人は居なくて子供が殆ど。
大人はモンスターやダンジョンに囚われているという設定にすれば、ダンジョンに入るのが義務じゃなくなる。
ということで異世界に迷い込んだじんちゃんが家族を探して、強くなって助け出す。
因みに助け出すと助けた人達も作業を助けてくれるので、かなり作業の負担が減る。
助けるメリットもあるからダレないように出来るのだ。
「地球で作られたゲームを大統領もしたけど、ノラえもんはあるんだけど他のキャラクターゲームが少ないんだよね。大統領はもっとしたかったんだ」
ノラえもんの作品をプレイした大統領はマネーに物を言わせ、ノラえもんのゲームを大量に作り出し、アニメもザクザクと鋭意制作中。
大統領の作品も地球日本支部の大使、山田が是非提携し、提供して欲しいと熱望している。
今となってはゼクシィをサブカル星という地球の人達が増えているけど、こういったことの積み重ねの結果。
アニメも品質が良い。
ゲームもとなる。
地球からのサブカルの発展を阻害するつもりはないので、他の企業を入れてない。
すべてゼクシィで終わらせている。
でないと、ゼクシィだけに偏るカルチャー文化になりかねない。
というのが大統領の見解。
リーシャも納得のこと。
ゲームの値段もお高めに設定しているし、アニメも山田に一任している。
国民の放送でやっているらしい。
すべての人が見られるようにというのは、大統領の絶対条件。
囲い込みや独占は許されない。
そういうのは大統領が嫌うことなので、地球もしっかり守ってくれている。
「アニメ、大好評らしいですね」
「そうらしいね。地球の人達にも喜んでもらえたようで、私も嬉しい」
大統領からしたら地球はあくまで友好を結んだ星。
星民達の方を優先している。
ゼクシィには友好星がたくさんあるから、地球人だけに特別目をかけるわけじゃない。
「ダイブスタートします」
「お、きたきた」
ボディガード達は現実で待機しているので大統領とリーシャだけがゲーム世界に行くこととなる。
電脳世界に行くと、野バラ家の家の中からの風景があった。
「お、家の中。お供になるタイプか」
投影型、またはキャラクターを伴うタイプ。
どっちも楽しい。
大統領、私はオリジナルキャラクター。
2人でするときはこういう設定。




