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プロローグ

 貴女が物語を紡ぐことをためらってしまったなら、きっとその二人は結ばれる事ももなくただその時を失ってしまうことでしょう。だからこそ、私はためらうことも、あきらめることもできないのです。私がたとええ果てようともこの二人だけは、この二人だけには永久に幸せになってもらいたのです。だから私は紡ぎます、生きとし生けるモノとして……



 時を紡ぎ 永久へ繋ぎ


 花のように 咲くのなら


 貴女の為に 散るでしょう


 鳥のように 飛べるなら


 貴女の元へ 飛んで行くでしょう


儚き命  花弁と散らし 


 もしも翼で 温められたなら 


 私は貴女を 愛するでしょう


 愛せる限り 愛するでしょう 



 時と永久に愛し続けると誓いし二人に柔らかな月の光と陽の瞬きを、たとえ刹那に燃えつきる命でありしとも。




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