それで私は何位ですか?
「歌はあの子が上手いよね」
私は何位ですか?
「勉強はあの子ができるよね」
私は何が出来ますか?
「顔はあの子がきれいだよね」
それで私はどこを直したらきれいになりますか?
「運動はあの子ができるよね」
トロくてすみません。
「あの子は愛されてるよね」
愛を振りまいて、あの子は裏切られるでしょう。
「みんな違ってみんないいよね」
いつまで通用しますか?
「なんでみんなと違うの?」
みんなの「できるところ」の「上澄みだけ」を、そこそこ取ってできた劣等ですから。
………………………。
私の体中にある「×」は一体何個だったのでしょう?
採点者気取りが。
最後まで読んでくださりありがとうございます。