前へ目次 次へ 9/36 雲 あぁ 草っ原のうえで きみを待った日々だよ 果てしない青空に 飛行機雲はにじんで 消えていったよ もしも魔法がつかえたら 雲を自由につくりたい きみとふたりで 草のうえに寝転んで あ、あれは ほら、それはって なにに見えるか訊いてみたいよ たとえばそれが わた菓子だったり ドーナツだったりして ちょっとお腹すいたかもって 笑いあってね それがたぶん とんでもなく愛おしい時間に なるような気がしていて ねぇ、もう ずっと好きさ あの雲はいまから あたし色に染まるから