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詩集「カンテリアン」  作者: 維酉
なんにも
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32/36

日々の

化けの皮を剥いで

おもいおもいに

自分を散りばめたら

あしたはきっと

いい天気になるさ


雨 十二月に降る

コンクリートは黒光り

自転車のライトが照らす

まわる車輪

昨日の午後と

今日の午後は

まるでちがった

ような気がした


滑りやすい靴

くたびれた靴

いま雨をいけよ

かかと鳴らして歩く

途方もないジャーニーの果てに

なるがあるかも知らないけど

あしたはきっと

いい天気になるさ


たいくつの四文字

横に並べたって憂うつ

文才なんてない

ただ歩くしかない

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