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詩集「カンテリアン」  作者: 維酉
たまゆら
3/36

まちのなか

君と別れて

半年が経って

わかりやすい歌が好きになったよ

柔和で

あたたかで

繊細なままの

わかりやすい言葉

わかりやすいきみ


傷ついてるの

どちらかだけかな

月明かりが

きれいだっていうから

ふたりいっしょに見上げてみた

あの夏の日だよ


もう戻れないから

帰ろうなんていわないから


臆病なんだよ

みんながみんな

街灯のかがやきを

冷たいものだと思っている

眩しいだけだと思っている

街の中

きみと別れ

また誰かと恋をする

街灯の下

佇むあたしを

もう忘れてね

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