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スー
きみのとなりに座っていると
ときたま窮屈におもうよ
ちいさな穴に 身を縮こませて
すっぽり入ってみるような
そんな感じ
朝の晴れ間に
きみのいない世界を思い描いてみたよ
となりにきみがいないだけで
すごく開放的だろうね
それはそれでいいかもしれないけど
三日と耐えれる気がしなくて
これが
好きってことなのでしょう
きっと
未来は枝分かれをしていくよ
きみのいない日々
選ぶことは簡単だね
掴みとるのは
あんなにむずかしいことだったのに
人生なんて不条理さ
洗濯ものを干したら雨が降って
濡れちまったと嘆くのだよ
また乾くまでどれくらい?
きみへの愛が
爽やかさを取り戻すまで
あとどれくらい?