花奏の本心
【店内カウンター-愛・祐・光・花】
愛:「おおっ!前より人がいますなぁ♪」
花奏:「ふぅ・・。あれから大変でしたけど、何とかカフェっぽくなりましたわ!赤字回避にはまだ少し足りませんが・・。資金が集まれば何とでも出来ますし、頑張るのみですわね!」
光:「もう・・。一時期はどうなるかと思いましたけど、希望の光が見えてきた感じですね。」
愛:「ふっふっふ。私の目に狂いは無かった!やっぱり花奏ちゃんを引き入れてよかった!!流石わたし♪〔ニヤリ〕」
光:「何であんたが自慢気なんですか!」
愛:「私の人徳と人を見る目があったから出来たことじゃん!」
光:「え・・。人徳?え?愛さんの口からそんな言葉が出るなんて・・。」
愛:「ほう・・・。そんなこと言うんだぁ♪ふーーん。へー。良いの?私にそんな態度とって?」
光:「ごめんなさい。〔土下座〕」
祐司:「うわっ。謝罪早ぇよ。もうちょっと頑張れよ。」
花奏:「ふふっ。」
愛:「あ、笑った♪花奏ちゃんも馴染んできたみたいだね!」
花奏:「え、いや、今のは別に笑っているわけでは!あ、呆れてるだけですわ!それに、あと数週間してもこの店が堕落的なようでしたら、私辞めるんですわよ!それが条件だってこと、お忘れのない様に!」
愛:「チッ。覚えてたか。」
花奏:「なんですのその舌打ち!?」
愛:「いやぁ。忘れてればいいなぁって。」
花奏:「な!!私、きっっっちり!覚えておりますから!」
愛:「花奏ちゃん冷たい・・。ぐすん。」
花奏:「はぁ・・。〔深いため息〕」(私としたことが・・!またあのような態度をとってしまいましたわ!このお店、少々騒がしいですが皆様お優しい方ばかりで、本当はこのお店で頑張りたいと思ってますのに!!あぁ・・。愛さん・・。あんなにしょんぼりなさっていますの・・。ここは正直に申すべきかしら・・。愛さん・・ごめんなさいですわ。)
祐司:「いつまで演技してんだよ。」
愛:「あ、バレたぁ?同情作戦失敗☆」
花奏:「・・・え、えええ!?な・・!!あ、愛さんの・・愛さんの・・おバカーー!!」
愛:「えぇ!?そんなに!?ごごご、ごめんってぇ!」
祐司:「自業自得だな。」
光:(同感・・。)