リリーの生活
最後まで読んでくれた皆様、ありがとうございます!!
本日で最終回になりますが、
この作品に出ているリリーが冒険をしていた時のお話や、
スフィアが主人公の作品もありますので、
キャラクターを好きになってくれた方に自信を持ってお勧めします!
これからも沢山の小説を書いて投稿したいと思いますのでよろしくお願いします。
この町に引越しをして二ヶ月が経ちました。
今はこちらの生活にも慣れてきて、友達も出来ましたので毎日が楽しいです。
『リリー、お腹すいたのー』
『あ、もうこんな時間なのね。うん、直ぐに作るから待っててね』
私は書いている日記を閉じて昼ごはんを作るためにキッチンに向かいました。
今日はお手軽にサンドイッチでも作りましょうか。
フワリと材料を用意していると、ドアを叩く音が聞こえてきました。
『誰かしら?ちょっと待っててね、フワリ』
『はいなのー』
玄関前に行き、ドアを開けると目の前にエリナがいました。
『あっ、良かったー!リリー達は居てくれたのね!』
『どうしたの?』
エリナはサンドイッチが入っているバスケットを両手で支えて見せてくれました。
『うん、実はね。
スフィアの為にサンドイッチを作って一緒に食べようと思っていたんだけど、
家に行っても誰もいなくてね。それでリリーとフワリは家に居るかなって思って来たのよ』
なるほど、つまりサンドイッチをせっかく作ったのに、
スフィアがいなかったから代わりに私達のところに来たんですね。
エリナ、ナイスタイミイングです!
丁度サンドイッチを作ろうとしていたので助かります、
私は歓迎してエリナを家に上がらせました。
フワリもエリナが来てくれたので大喜びでした。
『わーい!エリナの手作りサンドイッチなのー!』
『フフッ、いっぱい食べていいよ』
『いただきますのー!』
フワリがこんなに喜ぶ理由はエリナが作るサンドイッチが特に美味しいからです。
お店に出されるよりも美味しいと思います。
エリナが言うには、
スフィアに美味しいと言って貰えるために日頃から料理を頑張っているみたいです。
あとは、どれだけ愛を込めれるかとも言ってました。
エリナは本当にスフィアの事が大好きなんですね。
スフィアの話をしていると、笑顔がまぶしいです。
『いっぱい食べたのー』
『ごちそうさまでした。エリナ、ありがとうね』
『ううん、私の方こそありがとう!リリー達いて良かったよー』
昼ごはんを食べた後はハーブティーを淹れて寛ぎました。
『さて、そろそろ帰ろうかな』
『えっ帰っちゃうの?』
『うん、スフィアもしばらく帰って来ないんじゃねー・・・』
『今日は母と一緒に買い物をすると言ってたからね』
なのでいつ帰って来るか分からないので、
エリナが長居しても意味がなさそうです。
私とフワリはエリナを見送りする為に玄関に向かいました。
『またね、エリナ』
『またなのー!』
『うん!また遊びに来るよー!』
手を振ってお別れをした後はカップの片付けをして、ソファの上に座りました。
『んー・・・暇だわ・・・』
『暇なのー』
さっきまでエリナが居てくれたから賑やかでしたが、
帰ってしまったので二人きりになりました。
今日はギルド会場に行きませんので、散歩でもしましょうか?
そうと決まればお出掛けの準備をしましょう。
『良し、じゃあ行きましょうか』
『はいなのー!』
私とフワリは家の鍵を閉めて外に出ました。
さて、お出掛けをしたのはいいですが何処に行きましょうか。
行く当てはありませんでしたが、取り敢えず雑貨屋に入りました。
ここに来れば面白い物が発見出来るかもしれませんからね。
『あら、リリーとフワリ?』
ティーセットを見ていると、後ろから誰かに声を掛けられました。
振り向いて見ると白髪の二人組みの女性がいました。
そう、姉妹のアインとネイでした。
『アイン!ネイ!奇遇ねー!』
『やっぱりリリーとフワリだー!こんにちはー!』
『本当に奇遇ね。今日は二人で買い物?』
『うん、そうよ。家に居ても暇だったからここに来たんだけどね』
『あっ、私達そうだよー!ね、お姉ちゃん』
『そうね、やっぱり暇な時は雑貨屋に限るよね』
アインとネイも私と同じ趣味を持っていますので本当に話が合います。
気が付いたら、雑貨屋を五人で見て回っていました。
クッションが置いてあるコーナーでは四人で触りごこちを試して話したり、
フワリがクッションの上でいつの間にか寝ていて面白かったです。
ネックレスやブレスレットが置いてある所では、試しに付けてみたり楽しんでいました。
『このリング、スフィアが好きそうなのー!』
フワリが何かに気がついたのでそのリングを見てみると、
とても綺麗な青色のパワーストーンが付けられているリングがありました。
気になったので手に取って見ていると、ネイが覗くように見ていました。
『わぁ、凄く綺麗な青色だねー』
妹につられて見に来たアインも口を開きました。
『本当ね、この種類はアパタイトね』
私達は聞き慣れない単語が出て来ましたので、聞き返しました。
『『アパタイト??』』
『なにそれなのー?』
私達がアインに視線を送ると、
目を逸らさせてぎこちなく話していました。
『えーと・・・名前だけ知っているんですけど・・・忘れました』
種類は判明しましたが他は分からず終いです。
しかし、素敵なリングなのでスフィアに買ってあげようと思います。
この前の髪飾りのお礼もまだですからね。
私はそのリングをカウンターまで持って行って購入しました。
ふふっ、スフィア喜んでくれるかしら?
大事にリングを持ってアイン達と一緒にお店を出ました。
アインとネイとは残念ながらここでお別れになります。
二人はこれから飲食店で遅めの昼ごはんを食べに行くみたいです。
私達はサンドイッチを食べたばかりなので断りました。
次の機会に一緒に食べようと約束をしてからお別れをしました。




