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3-2.その後の展開(天界)

「ちょっとそっちは地球に戻すゲートじゃないでしょ。しかも記憶もリセットしてないし」


天界ではなくなった人の魂から記憶をリセットし、また、生まれた世界へと転生させるという仕事がある。

時々異なる世界に送り、送られた世界のバランスを保つのも重要な役割である。

別の天界もあるにはあるが数百年に一度魂の交換を行うくらいしか関わりはない。




「輪廻の輪から外れた魂がいると報告を受けてきてみたらまたお主たちか」


「私は何もしていない。この見習いがやらかしただけ」


「確かにお主は何もしてないが、、、むしろ何もしていなかったことが問題なのだが」


「じゃあ私は寝てくる。おやすみなさい」


「待て空間の神アナスタシアよ」


「くっ、、、何も言葉で縛らなくとも創造神よ」


「お主はそうやってすぐに寝ようとする。神なのだから寝なくともよいというのに。そんなんだから他の神たちから怠惰などと呼ばれておるのじゃ。して、ティターニアよ申し開きはあるか」


「私は転生していない人間がいるから探してこいって言われて探しに来たら転生していない魂を見つけて転生させようとした。そしたら私が管理していた時と部屋の配置が違っていて違うゲートに行かせてしまった」


「なるほどのう、アナスタシアよ。違う所に行くのは止めなかったのか」


「止めた、けど見習いが聞かなかった。そのせいで定期交換に送る用の人を見つけなおさないといけなくなった」


「もともとその予定であったのならばそれほど問題はないのう。しかし、問題は問題。問題を起こした罰としてアナスタシアは1年間地球のものを取り寄せることを禁止とする。ティターニアには変わりの魂を見つけることと10年間見習い期間を追加としよう。ティターニアの見習い期間の転生の管理は引き続きアナスタシアが行うように」






転生の管理は以前はティターニアが行っていた。

それまではよく地球から他の世界へと転生者を送っていた。

しかしその転生者たちが問題を起こしすぎたことで責任を問われ、神から見習いへと格下げをされていた。

転生の神の代わりに仕事を任されたのは怠惰こと空間の神であるアナスタシアであった。

変わりがいないため仕事を任せたはいいが仕事をこなしてくれるかどうかがしばらくの間創造神の悩みの種だったとか。

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