第九章65 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第4試合】25/【マッチング対決】1
【神宮姉妹チーム】対【ノア・ファーヴルチーム】の戦いも他の試合同様に白熱しているのだった。
今度はリーダー対決として【神宮 美彩】対【ノア・ファーヴル】の戦いにも注目してみよう。
この戦いは、お互いの複数の【作品】を使った大胆な勝負となる。
双方のチームで用意するのは、【キャラクター用】として、3作品から10キャラずつ、合計30キャラをカード化させた30枚ずつの【キャラクターカード】。
【世界観用】として、【キャラクター用】に選ばなかった作品の中から10作品(【神宮姉妹チーム】は合計24作品だから合計しても11作品は使用しない作品があるが、【ノア・ファーヴルチーム】は、合計13作品だからこの勝負に全ての作品を使うと言う事になる)を選んで、3シーンずつ合計30枚ずつの【世界観】をカード化させた【世界観カード】。
つまり、双方のチームで【キャラクターカード】30枚、【世界観カード】30枚の合計60枚ずつ作る事になる。
その双方のチームのカード120枚を使っての勝負となる。
まずは双方のチームの【キャラクターカード】をシャッフルして、相手にババ抜きの様に相手に何のカードか見えない様にして1枚と言いたい所だが、そうではなく5枚引いてもらう。
相手に引いてもらった5枚のカードが【美彩】と【ノア】がそれぞれ自分の手駒として使う【キャラクター】となる。
選ばれたカード5枚を使ってそれぞれ、
(1)【先鋒】、
(2)【次鋒】、
(3)【中堅】、
(4)【副将】、
(5)【大将】、
を決める。
そして、同期せずに自然のままの状態で選んだキャラクター同士を戦わせて先に3勝した方が勝ちと言う【三本先取】の勝負となる。
当然、一度使ったキャラクターは2度は使えない。
選ばれた5キャラをどう組み合わせるかはそれぞれのチームリーダーが采配し、決める事になる。
その後で、じゃんけんをして、勝った方が【場】に【神経衰弱】の様にバラバラに配置しているどんな【世界観】が書かれているか解らない状態の双方のチームの60枚の【世界観カード】を1枚引き、それが【戦い】の【舞台】となる。
こうやって戦う【キャラクター】と【世界観】をマッチングさせて戦うのが、【マッチング対決】となる。
ちなみにこの時点では敗北したことにより、使用不可となっている【作品】があるかも知れないがそれを考慮に入れても13作品全てを使っての勝負をする事になったと言う事になる。
この時点でどの作品が使用不可になっているかを公開するのは止めておく。
それは言わぬが花であろう。




