第九章34 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第3試合】31/まだまだある勝負バリエーション3
それぞれのチームで【世界観】を考えるメンバーと【キャラクター】を考えるメンバーの人選は以下の様になっている。
まずは、【ヌルチーム】だ。
【世界観】を考えるのは、
(1)チームリーダー、【ヌル/インドネシア人なので名字がない】、
(2)【ヌル】の元恋人【アフマッド(男性)/インドネシア人なので名字がない】、
(3)【ヌル】の幼なじみ【フィトリ(女性)/インドネシア人なので名字がない】、
(4)【ヌル】と同じサークル仲間の【イェニ(女性)/インドネシア人なので名字がない】、
(5)【ヌル】のバイトの教育係だった先輩【ラハユ(女性)/インドネシア人なので名字がない】、
(6)【ヌル】の恋の元ライバル【アストゥティ(女性)/インドネシア人なので名字がない】、
(7)【ヌル】の恩師【ファジャル(男性)/インドネシア人なので名字がない】、
の7名、
【キャラクター】を考えるのは、
(1)【ヌル】の【メル友】となった日本人女子大生で【衣笠 笑菜】、
(2)【ヌル】の【メル友】になった【笑菜】の親友である日本人女子大生で【葛西 奈央】、
(3)【ヌル】の【メル友】になった【笑菜】の弟である日本人高校生で【衣笠 駿佑】、
(4)【ヌル】の【メル友】になった【笑菜】の弟【駿佑】の彼女であるフィリピン育ちの日本人女子高生で【本添 美玖】、
となっている。
メンバーは【世界観】を考えるか【キャラクター】を考えるかどちらかを選択しなくてはならない。
【世界観】を考えるメンバーが多ければ当たりの数が多いが、【キャラクター】を考えるメンバーの数が少なくなり、自分のチームがプレイ出来る可能性が減るし、逆に【世界観】を考えるメンバーが少なければ、【キャラクター】を考えるメンバーの数が多くなり、自分のチームがプレイ出来る可能性が高くなる。
今回、【ヌルチーム】は【世界観】を考えるメンバーが【インドネシア人】、【キャラクター】を考えるメンバーが【日本人】で統一した。
それによって【世界観】を考えるメンバーが増えたので、どうやら、【世界観】を展開させて【華刻嬢チーム】を迎え撃つと言う作戦で来た様だ。
対して、【華刻嬢チーム】の人選は、
【世界観】を考えるのは、
(1)【愛媛県立夢異世界部活学校出身】の【立浪 龍虎】、
(2)【道立夢異世界部活学校出身】の【白瀬 美鶴】、
(3)【佐賀県立夢異世界部活学校出身】の【生駒 志保美】、
(4)【富山県立夢異世界部活学校出身】の【笹塚 舞帆】、
(5)【広島県立夢異世界部活学校出身】の【大森 聡子】、
(6)【神奈川県立夢異世界部活学校出身】の【谷口 雪乃】、
(7)【愛媛県立夢異世界部活学校出身】の【大平 瑛沙】、
(8)【青森県立夢異世界部活学校出身】の【米倉 真帆】、
(9)【埼玉県立夢異世界部活学校出身】の【新田 梨華】、
の9名、
【キャラクター】を考えるのは、
(1)チームリーダー1、【愛珂】、
(2)チームリーダー2、【逸輝】、
(3)チームリーダー3、【海音】、
(4)チームリーダー4、【瑛里沙】、
の4名とした。
チームリーダーが挑戦し、チームリーダー以外が世界観で迎え撃つと言うこちらも相手チームを迎え撃つと言う作戦だった。
つまり、双方のチームとも、相手に難攻不落のミッションを挑戦させて潰すと言う作戦に来たようだ。
作戦が被ってしまったがやり直しは利かない。
このまま続けるしかないのだった。




