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第九章31 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第3試合】28/即興創作対決8

 【華刻嬢チーム】の用意した【藤田(ふじた) 万映(まえ)】は、3つの異能を持って最初の喧嘩の相手【暴走種族リアルフェイクの理沙(りさ)】とバトルを開始した。

 【理沙】も異能は3つ持っている。

 勝利すれば、【理沙】から異能を1つ奪え、負けたら異能を1つ奪われる。

 1つも勝たずに3回負けたらゲームオーバーという展開である。

 【万映】に初期状態で与えられた異能は、

 (1)【右火拳(うかけん)

 右のこぶしで殴ると火が発生する異能。

 (2)【左氷拳(さひょうけん)

 左のこぶしで殴ると氷が発生する異能。

 (3)【右雷脚(うらいきゃく)

 右の足で蹴りを入れると雷が発生する異能。

 となっている。

 例えば左足で蹴りを入れても何の異能も無いので、ただの蹴りになるし、左のこぶしでは氷は発生しても火は発生しない。

 そう言う状態である。

 また、右手でチョップを入れても異能は発生しない。

 あくまでも右手で殴る事で火の異能が発生するという条件である。

 つまり、

 右手で殴る。

 左手で殴る。

 右足で蹴る。

 この三つの攻撃だけで敵を倒さなくてはならない。

 また、相手にどの攻撃でどの効果が出るか、悟らせてはならない。

 また、これはじゃんけんの要素も含む。

 例えば全く同じ異能を持っていた場合、

 (1)【右火拳】より【左氷拳】が強く、

 (2)【左氷拳】より【右雷脚】が強く、

 (3)【右雷脚】より【右火拳】が強い、

 と言った表現がされる。

 そのため、初期設定で3つの異能が用意されているのだ。

 簡単に表現すれば互角の対戦相手に対してじゃんけんで勝つみたいなものである。

 その条件で、今回の対戦相手【理沙】は、

 (1)【右火拳(うかけん)

 右のこぶしで殴ると火が発生する異能。

 (2)【左火拳(さかけん)

 左のこぶしで殴ると火が発生する異能。

 (3)【左雷脚(うらいきゃく)

 左の足で蹴りを入れると雷が発生する異能。

 と言う初期設定となっている。

 この条件の相手に勝つと【右火拳】は同じ異能なので奪っても意味がないが、【左火拳】だと【左氷拳】と属性の違いが持てる。

 また、【左雷脚】だと左の蹴りにも異能を持たせる事が出来ると言うものになる。

 勝負は短期決戦型となっている。

 一発KOの必殺技として異能は設定されている。

 だが単純に【火】と【氷】と【雷】の異能だけで【ラスボス】を倒せるとは思っていない。

 そのため、どんどん、【ライバル】達に挑戦し、手数やバリエーション、体力や回復力などのステータスアップなど、自身を強化していく。

 あくまでも一匹狼としてだ。

 それが、どういう結果になるのか?

 それはご想像にお任せしよう。

 このバトルについての紹介は以上となる。

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