第九章19 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第3試合】16/第3試合初戦3
それでは、【ミッション番号4】/【探し物】が【テーマ】の世界観に【ミッション39】/【逃げ切りの逃亡者】のクリアキャラクター【スリ】が迷い込んだら?と言う展開を追っていく。
物語の整合性を持たせるために、【異世界】に【スリ】が迷い込み、【異世界】の王子と結婚出来たらクリアと言うことになる。
ただし、【キャラクター】とチームメンバーの同期が出来ないので自然の流れで展開していくと言うことになる。
【GMのパート】
逃亡者【スリ】は、【異世界】に迷い込んだ。
ただし、この【異世界】がどんな【異世界】かは解らない。
そもそもここが【異世界】だと言うことさえ解っていない。
【スリ】が【異世界の王子】と結婚というゴールに行き着く前に、彼女は現状を把握しなくてはならない。
では、【スリ】はどういった行動を取る?
【スリのパート】
彼女は彼女を狙う7人の殺し屋から逃げていた。
だが、突然、【異世界】へと迷い込んだ。
それを知るためには、今まで居た【現実の世界】と迷い込んだ【異世界】の違和感を発見する事が第1に必要だ。
彼女は、【百足】の様な足がたくさんある【猫】の様な生き物を見かけ、ここが【現実の世界】では無いと自覚した。
【GMのパート】
【スリ】が、【異世界】に転生した事を自覚したが、まだ、【王子様】の事を知る術はない。
【王子様】の名前は【アルファオメガ王子】と言う。
【スリ】はどうやって【王子様】の名前を理解するのか?
【スリのパート】
【アルファオメガ王子】は、町中に【王子様】と結婚相手を求めていると言う事を記した【似顔絵】が貼られているのを見て【王子様】の名前と年と顔を知った。
と言ったように、トークで物語を進めていくのだ。
何も知らない状態でやっているので、この時点で【王子様】が結婚相手に求めている【100の好きなこと】が描かれている書物を配っていると【GM】の説明がないので、それを見て知ったとは言えない。
そう言う条件で物語が進んでいく。
その先に何があるのかは成り行き任せと言うことである。




