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第九章10 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第3試合】7/ヌルチームの作戦タイム2

 【ヌル(NUR)チーム】が相談の上、最初に出す【ロストアート(LOST ART)/(忘れられた技術)】は、第20作【トレンチポンチョ】という仮名を与えているものだった。

 元々、伝われていた【ネーミング】は使えないため、代わりに【トレンチポンチョ】という仮の名前を使用しているが、これは、元々【シャーマン(SHAMAN)】に伝わっていたものであり【神】や【精霊】などと交信し、人形の様な器を依代とし、それをジオラマの様なものを舞台として、【テーブルトークRPG】の様に、イメージを使った【シャーマン】としての技術を学ぶ、練習の様なものであったが、【ヌル】はそれを応用させて、依代に憑依させた【神】や【精霊】などに【コスプレ】の様な事をさせて【展開】させるというアレンジをしたものになる。

 この【コスプレ】をさせるという部分に【ヌル】の【創作】/【発想】などの要素がある。

 簡単な例を挙げれば、例えば、【火の精霊】を【人形】に憑依させたとする。

 そして、【火の精霊】を【火の精霊】としてそのまま使う訳ではなく、【ドラゴン】の【化身】という【役割】/【コスプレ】をさせて、【火】を吹くという部分で使用するという使い方をするのだ。

 つまり、元々の憑依させた【神】や【精霊】の特性を活かしつつ、新たな【役割】を与えるという事をするのが、この【トレンチポンチョ】というファッションの【仮称】を持った【ロストアート】になる。

 これで、今回の勝負で使うにはどうしたら良いか?

 それは、【物語】として展開させるため、【ジオラマ】を49種類用意する。

 そして、既に試してある【能理路】となる【人形】に【神】や【精霊】を憑依させた状態のものにコスプレさせた49体を用意する。

 当然相性があり、得意不得意なものを用意する。

 分かり易く例を挙げれば、7つの属性を当てはめる。

 (1)【火属性】、

 (2)【水属性】、

 (3)【風属性】、

 (4)【土属性】、

 (5)【雷属性】、

 (6)【光属性】、

 (7)【闇属性】、

 となる。

 分かり易く対照的な【属性】と言えるのは、

 (1)【火属性】と(2)【水属性】、

 (6)【光属性】と(7)【闇属性】、

 では無いだろうか?

 名前からも反発する【属性】であるというのが分かり易いだろう。

 つまり、【火属性】の【キャラクター】は【火属性】の【ミッション】には強いが、逆に【水属性】の【ミッション】には弱い。

 同じ様に、【光属性】の【キャラクター】は【光属性】の【ミッション】には強いが、逆に【闇属性】の【ミッション】には弱い。

 だけど、【火属性】の【キャラクター】は【闇属性】の【ミッション】には強いか弱いかはやってみるまで解らないという様な関係が成立する。

 また苦手な【属性】であってももしかしたら勝てるかも知れないとも言えるのだ。

 同じように得意な【属性】であっても油断したら負ける可能性もある。

 そう言う様な使い方をして勝負に挑むということになる。

 ただし、これはあくまでも分かり易い例を挙げただけであり、実際に使うのは見た目では解らないものとなっていると言うことを付け加えておく。

 この作品から49キャラクターとそれをクリアしたとされる49のミッションを選択する事になる。

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