望まぬ本望
へい、にごりめです。見てる人いんのかね。とりあえず思いついたの片っ端から書いてるだけなんで、前編とか後編とかないです。とりあえず本編ドゾー
■野良犬
「…わたし、だよ。」
……メレ?メレなのか!?ああ、声が出ない、出せない。目眩がする。目の前の景色が眩み、歪み、人の形を為していく。どれがメレの能力で、どれが自分の精神異常によるものなのかわからない。けれど、間違いないのは、目の前に浮かび上がった少女が、見知った顔であることだった。
「…覚えてる?」
やめろ。やめてくれ。吐き気がする。舌を噛み、こらえる。狂ってしまいそうだった。いや、その方が楽かもしれない。お前はトラウマなんだ。俺にとっての。思い出したくなかった。見たくもなかった。俺がこんな腐った街にいるのは、お前から逃げるためだったのに…
■カッコウ
なんだ?何が起きてる?野良犬が苦しみ始めたと思ったら、その前に半透明の影が出てきた。先客かな?だとしたら、僕と目的は同じか。それなら、あの影が野良犬を殺してから、影を襲った方がいいのかな?このドアを開けたときに後ろから襲おうと思ってたけど、これは都合がいいや。一気に二匹も釣れそうだ。
…おかしいな。争い始める様子がない。むしろ、仲良くなろうとしているような…。野良犬を敵として見ていない?あーまあ、そりゃそうか。「能力者殺し」なんて、普通はメリットがないものな。だとしたら、なんで野良犬は泣いている?あの影が半透明なのと関係があるのか?…まあいいや。まどろっこしい。あの影を先に殺して、その後野良犬を殺せばいい。周囲にあのバケモノの姿もないし。クロスボウの装填に時間は少しかかるけど、あの精神状態なら反撃はされないでしょ。
……せぇーのっ!
■野良犬
バンッ!!
ドアを蹴破る音がする。メレの少し奥に、クロスボウを構えたマスクがいた。なんだ?なんでここに?いや、待て、やめろ。待って。
メレを殺さないでくれ!!!
一瞬だった。何もないところから、急にバケモノが飛び出してきた。一匹じゃない。カッコウの両隣に二匹、前に一匹。あとは、俺とメレの近くに三匹。もの凄い唸り声を上げて、カッコウに襲いかかった。放たれたクロスボウの矢は、バケモノの胸に刺さった。カッコウは直ぐに逃げ出した。バケモノ達はそれを追って、部屋の外へと出て行った。まるで暴風が過ぎたようで、ドアは外れ、家具はぐちゃぐちゃになっていた。いや、家具はもとからこうだったっけ。メレももういなかった。いや、また透明になったのか?
「…なあメレ、無事か?」
少し間をおいて、コン、と一回ノックがあった。
次なに書くかは未定です。要望あればそれ書きます。通知とかくるかわかんないんで、反応遅れるかもしれません。基本的に昔書いたやつはそこらへんの生ゴミ以下なので、これがちょっと気に入ったからって地獄の釜を開けないように。本人ですら見る気になりません。そのうち消します。多分。コメントくれたら死ぬぼど喜びます。もしコメントくれたら、一コメントごとに十秒間、福山雅治のモノマネすると約束します。マジで。




