第五十二話 困った……
あけましておめでどうございます!
これからも『オタク議員の異世界転生』をよろしくお願い致しますm(__)m
さて、作中は進行中の本編からかなり後のお話です。
伏線……という訳ではありませんが、書いていたらこうなりました(^_^;)
「あけましておめでとうございます!」
「あけましておめでとうございます♪」
「あけましておめでとうございます?」
僕とリリーとマキはそれぞれ新年の挨拶をして、新たな一年を迎えた。
そう。今日はお正月。新年を迎えたのだ。
「って、なんですかこれ?」
「新年の挨拶だよ。日本の、っても分からないか。とにかく、新しい年を迎えた時にする挨拶だよ」
「なるほど~」
「私たちは特にうるさくない家の出だから、簡単にだけどね」
「…………? 貴族と王族なのに……?」
一人悩むマキをよそに、おせちを用意し、食べ始める。完全には再現出来なかったけれど、ある程度は出来たはずだ。ただ、この地域で見付からなかったものとかは残念ながら出来なかった。
「ふぅ、美味しかった!」
「さすがルイスね。今日も美味しかった♪」
「……あなたたち、いっつも私が知らない料理を作る
わよね。どっからそのアイディアが出てくるのでしょう?」
「ん? 別に~?」
「そうそう。たまたまよ、たまたま」
「…………。今はそう言うことにしておいてあげます」
疑り深い目で見つめられ、冷や汗が出そうになる。
そしてマキがこう付け加えた。
いつか本当の事を教えてくださいね、と。
僕とリリーは顔を見合わせ、困ったように眉をひそめあう。
その夜、マキがシャワーに入っている隙にリリーと話をする。
「やっぱり伝えた方がいいのかな……?」
「……私は教えてあげたいな。でも、このままの関係で居られるかが不安かも……」
うーん、と悩む僕たちに、突然声がふってきた。
「何が不安なのです?」
「わっ、マキ…………」
「もうでてきたの?」
そう。マキが、座っている僕たちに声をかけてきたのだ。
時計を見ると、体感より長い時間の間、話し合っていたようだ。
「…………」
「…………」
僕たちはアイコンタクトで話し合う。
話そうか。
でも大丈夫?
マキなら分かってくれる。
……わかった。ミキが説明して。
と。僕たちは目を離し、そしてそのままマキを見つめる。今こそ話すべきタイミングだと思った。
良いところで切って申し訳ありません。
ここはいずれ本編が進行した際に出てくると思いますので、よろしくお願い致します。
ご感想、ブクマ、評価ポイント等、ありがとうございます!!
……時事ネタを出すと、何故か毎回料理が入ってくるのですが、なぜでしょうか?
(1/4追記)
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