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オタク議員の異世界転生~異世界政治は難しい~  作者: 五月雨葉月
第四章 再開と出会い、そして新たなる生活
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第三十七話 再会

週一ペースだと今までの流れを忘れかけたりして大変です……


だったらもっと頻度増やせばいい、という話ですが私事でそうもいかず……


線引きは難しいですね

 広い庭園のような場所に逃げ込み、小さな体と植物を利用して近衛騎士をまくつもりだった。

 しかし────


「っきゃ! 」


 敷き詰められていた砂利に走り続けて疲れきった足がとられ、転んでしまった。

 不思議なことに、先程まで感じなかった痛みが一気に押し寄せてきた。

 ここから動いてはダメ、と言っているように。


「ううっ……いたい…………」


 膝をさすりながら独り言を呟く。

 と、誰かが近づいてくる音がした。

 そちらを向いて相手を確認する。近衛騎士だったらすぐに逃げないと……


「騎士さん、じゃない? だ、だれ……? 」


 ところが現れたのは、同じくらいの年齢の男の子だ。

 その男の子の顔を見たとたん、何故か心臓の鼓動が速くなり、熱くなり、大きくなった。


「大丈夫? 僕は、ルイスだけれど…………」


 私はその言葉を聞いた途端、もしかして、という気持ちが確信に変わった。


「ルイス? ルイス・レイ・ラ・シスタリア王子?  」

「う、うん」


 ああ…………ついに。


「あなたが……? まんがを描いたっていう……? 」

「そうだけれど…………」


 ついに、ついに。


『会いたかった…………。八年間、ずっと。会いたかったよぉ! 』

「ぇ? 」


 懐かしの日本語で、懐かしの名前を呼ぶ。


『あのときから探してた。ずっと会いたかったよ…………三月』


 やっと……見つけた…………!!


『いのり、祈なの? 』

『うん。ずっと会いたかった! みつきぃ』





ここまでお読み頂き、ありがとうございます。


いやぁ、我ながら短いですね……

次回はもっと長くなるように頑張ります。頑張ります……


評価ポイント、ブクマ、ご感想ありがとうございます!!


誤字脱字矛盾等がありましたらお気軽に感想フォームまたは活動報告へ一言頂けると大変助かります!

自分でも確認していますが見落としたりすることがあるので……

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小説家になろう 勝手にランキングとは、めい様が作成したおよそ45万作品が登録されている、とても大きな非公式ランキングサイトで、作品に設置して読み手の方がクリックする事で点数が入るシステムで────」 「もうっ、また始まった。……良かったら投票してくださいね?」
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