青年の戯言が綴られたノート
3月30日
一週間程前の事を思い出した。
あれは夢だったのだろうか？
それとも、酔って聞こえた幻聴だったのだろうか？
愛してると言われた気がしないでもなかった。泣いた気がしなくもなかった。
けれど、バレンタインデーと同じ様に酷い酔い方をしてしまった為、記憶が曖昧だ。
接し方に少し悩む…。
取り敢えず寝よう、おやすみなさい。
3月31日
深夜、アイツに電話をかけた。
第一声から不機嫌そうで、申し訳なくなった。
土曜か日曜遊園地に行かないか、と誘った。
そうしたら、「エイプリルフール」との返答。意味がわからなくてきょとんとした。
時計を見たら、もう0時を過ぎていた。
納得。
何とか本気だという事を伝え、説得する。
スケジュールが微妙だから、後日連絡する、との事だった。
深夜に電話は控えてくれ、と言って電話を切られてしまったが、嬉しくて嬉しくて跳ねたら見事なまでに足の小指を強打した。
駄目だ、酔ってるな俺。
アイツから連絡して貰えるのが嬉しい。
とりあえず寝ようと思う。
4月1日
昼過ぎに起きた。
カップ麺で食事を済ませ、夕方から宅呑み。
だらだらと徹夜でゲームをした。
隣で話してくれる奴が居なくて少し虚しくなった。
けど、アイツからメールが来た。
内容は「ちゃんと寝てる？」
「寝てない」と返信すると、長文の説教メールが送られてきた。
申し訳なくなったが、少し嬉しかった。
4月2日
今日は10時頃に起きられた。
カップ麺のストックが底を着きそうになった為、スーパーへと買い物へ。
ついでにコンビニで弁当を買い、朝食兼昼食を済ませた。
夕方に、アイツからメールが来た。
「電話しても大丈夫？」
いつもなら嬉しくなってこちらからかけてしまうが、今日は妙に緊張してしまい、「大丈夫」と返信した。
数秒後、アイツから電話がかかってきた。
話の内容は、例の件だった。
土日は暇になったから行けると伝えられた。
それだけでも嬉しくなって悶えたのに、「面倒だから土曜日は泊まるね」
嬉しくて泣きそうになりました。おやすみなさい。
4月3日
起きた。やる事が思い付かなくて日記を書く。
取り敢えず飯。
普段なら面倒だから作らないが、今日は昨日の電話のおかげで気分が良い。たまには作ろう、と思った。
この調子で書こうと思ったけど、何となくまとまらない。
うーん、何だろう？ 上手く表現しきれないなぁ。
最近はこういう事が多い気がする…。
そろそろ書き上げて持ち込みしたいんだけどなぁ。
4月4日
明日、やっと明日だ。
楽しみだけど楽しみ過ぎて何も言えない。
にしても、やはり歌詞が書けない。
スランプってやつ？ 困るなぁ…。
どうしたら本調子に戻せるんだろう…。
取り敢えず、明日からの2日間を存分に楽しもう。気分転換も兼ねてね。
アイツが居る時に書くのは気が引けるから、次に書くのは月曜日かな？
暫くさよならだね。
おやすみなさい。
