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apricot fizz

作者:高浦
「来て」



夜11時過ぎに、いきなり電話がかかってきた。しかも一言だけ。

だが、それはしょっちゅうの事で、最早その一言だけで「ああ、また呑んでいるのか」と察していた。


「呑んでいないと手が震える」等、アルコール中毒と思わしき発言を度々している上、酔っ払ったら何をしでかすかわからない憐。

そんな憐を心配している美樹は、その日も憐の家へ行く事にしたのだった。





アル中な憐と、ツンデレな美樹のお話。
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