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喫茶『お命頂戴いたします。』~オーナーは異世界から来た3兄弟王子  作者: satomi
第1章:喫茶店『お命頂戴致します』

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Case.8 取材しちゃいます!


 ここが噂のイケメンポイント‘お命頂戴致します。’ね。じっくりイケメンを見せてもらおうじゃないの!言っておくけど、私はギョーカイ長いから、ちょっとやそっとのイケメンじゃビビらないわよ?いざ、勝負!



「「いらっしゃいませー」」



何よ?SNSの噂よりもずっとイケメン。イケメン慣れしてる私でもちょっと引くレベルね。


「ご注文はお決まりですか?」

「えーと、カフェラテでラテアートはドロップで頼むわ」

 これで裏の仕事を注文できるのよね?情報戦線を生き抜いてる私を舐めないでよ!


「では、しばらくお待ちください」



 そうね、裏の仕事だしお客様を皆さばいた後にはなしになるでしょうね。



だからって2時間後ー?時間かかりすぎじゃない?

尊・「お待たせしました。ご用件は?」

 あら、単刀直入なのね。

「私はこういう者です。ある雑誌でというか、フリーでライターの仕事をしてます。つきましては、ここの仕事を密着取材させてほしいのです」

尊・「喫茶店の仕事を密着して何が面白いんですか?」

「ふふっ、知ってます。‘お命頂戴致します。’ってこと」

 あら、イケメン君の顔色が変わったわ。

尊・「では、また1週間後にここに来てください」



聡・「アレは明日とかも来そうだな、喫茶店の客として」

尊・「裏の仕事に密着って……メーワクだよな」

悟・「ライターさんって頭悪いの?」

キ・「最近の情報の拡散ってすごいわネ。SNSでイケメン兄弟が経営する喫茶店ってのはよく見かけるけど……」

聡尊悟・「「「よく見かけるんかい!」」」

瀬・「そうですね。裏の仕事の時に密着取材をされるのは迷惑ですね。私、瀬蓮が裏から手をまわしましょうか?」

瀬蓮が現れた。

聡・「なんか物騒だからちょっと待って」

尊・「俺らに関する記憶だけを消す方法ってないの?聡兄?」

聡・「無茶言うなよ」



―――1週間後

尊・「貴女に関することですが、別に調査しませんでした。(興味なかったし)」

「で?密着取材OK?」

尊・「密着取材はNGです。喫茶店を経営している姿もあんまり出したくないですね。SNSで勘弁です」

「そうですか。それは残念」

尊・「それにあなたはここを取材した後に、命の対価を支払わなければならなくなりますが……そのようなものありますか?」

「え?えーと……」

尊・「ないでしょう?ここを密着取材した後に残ったデータ全部とか?ですけど、それだと密着取材の意味がないでしょう?」

「データは私の頭に入っている分は復元できるわ!」

尊・「それを含めて命の対価ですか?」

聡・「今後、貴女がここについて記事を書くことを禁じます」

「あなたに何の権利があるのよ!」

聡・「では、貴女にはなんの権利があるんですか?ついでに、喫茶店の方も出禁で……」

キ・「いやぁねぇ、イケメン成分が足りなくなっちゃうワ」

尊・「キャサリンだけだろ?」

聡・「ここの記事を見つけた場合、うちの優秀な瀬蓮が対応します。場合によってはどこの出版社も貴女に依頼をしなくなるでしょうね?」

瀬・「坊ちゃま方、お任せください。雑誌という雑誌に目を通します」

瀬蓮が現れた

キ・「パソコンで投稿って手段もあるのヨ?」

悟・「そっちは信憑性に欠けるから、無視しても構わないかなぁ?」

 

 こうして密着取材を申し出た女はいなくなった。



尊・「こういう輩がまた現れそう……」

聡・「今回のを取説みたいにすればよくね?」

悟・「そうそう!」




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