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小椋夏己の見聞録  作者: 小椋夏己
2024年  8月
50/55

おいしい給食(ドラマ)

 調べてみたら最初は2019年スタートらしいので、知ってる方も多いドラマかも知れません。2021年にはシーズン2が、2023年にはシーズン3が放送され、映画も「劇場版おいしい給食」として3本制作されています。それだけ好評だったということでしょう。


 私は多分サンテレビで放送しているのをたまたま見たのが最初だと思います。サンテレビでは北村一輝主演の「猫侍」や小日向文世主演の「犬飼さんちの犬」のような、こういう感じのドラマをよく放送しているんですが、こっそり放送してるので気がつくのが遅かったり、気がついたら再放送だったりするもので、最初に見たのがいつだったかはあまりよく覚えていません。でも多分シーズン2の途中か再放送ぐらいだった気はします。なぜならアマゾンプライムとか、そういうところで検索したら映画を見つけて、面白くて映画まで見たからです。映画はそれぞれ放送が終わった後で上映してるようなので、いわゆる「続きは劇場で」な感じなんでしょう。


 たまたまサンテレビにチャンネルを合わせたらやってたので久しぶりに見たんですが、シーズン3でした。だから今回見たのは再放送になります。

 

 ご存知ない方のために簡単に説明を。


 タイトルにもあるように、給食をメインにした愉快なドラマです。主人公は中学教師の甘利田幸男、演じているのは筋肉で有名な市原隼人。もりもりの筋肉をワイシャツの下に隠し、一見すると生真面目で何を考えているか分からないキャラですが、何しろ給食が大好き! 毎日の給食の時間をそれはそれは楽しみにしています。

 この甘利田が給食を独特の独白と動きで堪能するのが一番の見せ場なんですが、実は密かにライバル視している生徒がいるのです。シーズン1と2では神野君、シーズン3では粒来君です。

 この2人、何しろ給食をオリジナリティたっぷりに、独自の食べ方でおいしさを堪能する。毎回甘利田はその食べ方に衝撃を受けて負けてしまう。


 例えば今回は「カレースープ」がメインの回だったんですが、甘利田は悩みます。


「これは普通にご飯にかけてカレーとして食すものなのか?」


 悩んだ挙げ句、


「これは汁物だ、ご飯とは別に食べるものだ」


 そう結論を出し、カレーをご飯にかけたくなる衝動、おかずのうずら玉子のフライをカレースープに突っ込みたくなる気持ちをなんとか抑え、別物として無事に食べ終えます。


 この時の動きがなんとも説明しにくく、これはもう見てくださいとしか言えないほどの悶え方。そうして食べ終えて満足していると、その時にライバルの独特の食べ方を見て衝撃を受けるんです。


 ネタバレになるので今回の粒来君の食べ方はどうだったかは書きませんが、もちろん甘利田は今回も負けを認めざるを得ません。


 子どもの頃大変な偏食で、給食の時間が苦痛でしかなかった私からすると、これだけ給食を楽しみに食べられるって本当に幸せなことだと思います。


 ぜひぜひ、2人の対決を見ながら自分の給食タイムのことを思い出していただきたいと思います。


 ちなみに、舞台は1980年代の日本となってますので、なかなか懐かしい事柄やアイテムがでてきたりするのも楽しみの一つでもあります。

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