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小椋夏己の見聞録  作者: 小椋夏己
2023年  5月
39/57

鉄腕DASH(テレビ番組)

 日曜日の夜のお楽しみ、


「鉄腕DASH」


 です。


 まだ深夜枠、30分で、今とは違う形の番組の時からちらちらと見ていて、気づけば20年以上見続けています。


 深夜の時は毎回見てたわけではありませんでした。

 客間にテレビができて(古いテレビを客間に移動した)、そのうち夜にテレビを見たい時には客間でテレビを見ながら寝たりするようになりました。

 

 そんな時にアイドルのTOKIOが阪神電車とかけっこしたり、どこかの雪山から「東京タワーを見せてやりたい」と軽トラックで東京まで積んで走ってきたり、そんなことをやって、それをスタジオの公開収録で福澤朗アナウンサーと研ナオコさんとTOKIOで見るという形でした。


 おそらく関西では他の地域より遅くに放送してたと思います。何曜日の何時かも覚えていなくて、時々夜更かししながらやってたら見たことがある、程度でした。


 今にして思えばすごく運がよかったと思うのですが、城島リーダーが重機の免許を取った回、あれをたまたま見てました。


「これでこの人アイドルやめて芸能界やめても一つ免許があるからよかったな」


 そんなことを考えたのを覚えています。

 当時は今みたいに国民的人気者になると思っていなかったし、芸能人でも気がつけばやめてる人も結構いるので、なんとなくそんなことを思ってました。


 その深夜番組が日曜日の7時に移動し、


「村を作って地図に載りたい」


 そんなことから村作りを始めて、気がつけば家族で見るようになってました。


 それまではいつも他の番組を見ていたので、いつからDASHに移動したのかとかは覚えていませんが、村役場を作るようになった頃には、すでに毎週楽しみにしていたと思います。


 当時はまだ小さいコーナーが多くて、城島リーダーの「ケチケチ茂子」(正式名称は茂子の節約家族らしいです)を私はかなり楽しみにしていました。今はそういう細かいコーナーはほとんどなくなってしまいましたが、大きなことをやっているのでなかなかできないんでしょうね。


 10年もかけて作り上げていた福島のDASH村に入れなくなり、今は「DASH島」の開拓と、それから「DASH海岸」の再生化計画、新宿の大学の屋上に小さな村を作っているような「新宿DASH」なんかがメインになっていて、なんだかとんでもないことをしているなあといつも感心します。

 

 番組当初は教えてもらう立場だったTOKIOが、今は若手に色々教えていて、その若手もすくすくと育ってます。アイドルのみんなが泥だらけ、汚れだらけになりながら農作業や建築、開拓をやっている、テレビ番組だから、それは見えないところの協力者の方の力も大きいのだろうとは思いますが、あの汗は決して嘘ではない、そう思えるから応援してしまうのです。


 諸事情で出られなくなった人、これから出られなくなるかも知れない人、出られなくなるかもと思ったらそのまま継続できた人、あえて名前や事情は書きませんが、そういうことを乗り越えて、すでにおっちゃんと言っていい年齢になったTOKIOや、色々とつながりができた先輩たちがキャッキャウフフと海で、海岸で、あちこちで楽しそうやってる姿、見ていると顔が自然とほころびます。


 もしもTOKIOが続けられない年齢になっても、今の若手がさらに次の若手につないで、ずっとずっと続けてほしい番組だと思います。


 ただ、日曜日の夜7時にテレビの前でゆっくりと見ようと思うと、なんだか色々と忙しい。

 そしてそれでも、いつもリアルタイムで見るために、がんばってそれまでに用事を終わらせる日曜日の定番の番組です。

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