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猫の擬人化アリかナシか  作者: 不眠の民
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お洒落とダサいは紙一重

永眠していたら急に二月になっていました。

どうも不眠の民です。

無断で十二日、二十二日投稿をお休みし、申し訳ございませんでした。

毎度のことながら、有言実行ならぬ、有言不実行が発動し、私のソーシャルゲームのガチャ運は神の裁きか奪われてしまいました。

神様…埋め合わせで節分とバレンタインも投稿するから許してください…。

というわけで本編へどうぞ。

…………


「この店とかはどう?」

美里哉が指さしたのは、十代二十代の女子に人気の服を多く取り扱っている店。

店内には、女子中高生が二、三人でグループを作り会話をしながら服やアクセサリーを見ている。

俺とは無縁の場所であることは明白。

緊張で胃に穴が空きそうだ。

「兄貴大丈夫?顔色悪いけど?」

「あ…ああ、ダイジョウブダ、モンダイナイ」

「……ダメでしょ、それ…」

同情の念を美里哉の目から感じ取ると、俺は首を激しく横に振り、不安感をリセットする。

(俺ならできる、できる!絶対できる!できないはずがない、人間なら絶対できる!だから…諦めんなよ!どうしてここで諦めるんだここで!ダメダメダメダメ諦めたら!もう少し頑張ってみろよ……)

「あーにき!聞いてる?バニちゃんがうっきうきで店に入っていっちゃったよ!」

背後に太陽のような灼熱のオーラをまとった背後霊の気配に呑まれていると、美里哉の一声で我に返る。

美里哉に手を引かれ、店内へ入ると、

「ほわわゎぁぁ!」

興味津々に店内のアクセサリーを次々と試すバニラ。

翡翠色の瞳は、まるで本当の宝石、エメラルドのように輝きを見せていた。

「美里哉さま!これは、これはどういった装飾品なのですか!」

「お!お目が高いね〜バニちゃん!これは最近一番流行ってる芋けんぴヘアピンというやつで…ある少女漫画のワンシーンが元ネタらしい…」

バニラが持っている芋けんぴヘアピンは、笑えないほどの再現度をしており、とても女子高生などの間で流行っているとは思えない。

「ご主人さま~どうです、似合ってますか、このヘアピン?」

「う、うーん…」

バニラの髪に芋けんぴがついている様子は、お洒落というより、滑稽である。

街中でこんなものをつけていれば、一躍注目の的になるだろう。

「……ご主人さま…似合わなかったですか…これ?」

少ししょんぼりとした表情のバニラ。

同時に冷たい視線を浴びせる美里哉。

(え…似合ってるって言わなきゃいけない?いやいやいやいや無理無理無理無理!似合うやついねえって…こんなの痴態晒してるだけだからね!)

だが、冷めた視線は絶え間なく、徐々に棘を帯びていく。

「いいや!似合ってないわけがない!あまりにも似合いすぎてて言葉を失ってただけだ!うん、似合ってる!」

必死に振り絞った作り笑いでそう答えると、バニラはいつも通りの無邪気な笑みを浮かべる。

その横で「出来たじゃねぇか」と言わんとしても分かる表情の美里哉。

そんなウザい表情をしている暇があるならこちらをフォローしてもらいたいものだ。

「ハァ…」

本日何度目かの溜息を吐くと、背中を撫でる感覚がし、振り返る。

「兄貴…噓も方便ってあるでしょ?嘘に罪悪感なんて感じちゃダメだよ?」

先ほどと変わらずウザい表情を浮かべる美里哉が道徳の成績1のような理論を述べると、店内を暴走するバニラを止めに行く。

「ハァ……」

溜息をつき、感情をリセットすると、俺も美里哉の後に続いた。


…………

芋けんぴヘヤピン…マジでつけている人とかいるのかな…。

本当に商品化されているらしいですが、どこの誰に需要があったのか…。

人間って不思議な生き物ですねw。

芋けんぴを髪につけた猫耳尻尾の生えた美少女…。

一周回ってそういうコンセプトのコーデなのかと思えることもなくなくない…。

さて、今回のお話はどうでしたでしょうか?

毎度のことながら、後書きとは何のために二万文字以内の制限があるのでしょう?

二万文字なんて、四百字の原稿用紙五十枚分ですよ?

そんなに後書きに書くことあるんでしょうか?

というわけで今回は自らの業を償うべく、今回の話の個人的好きなポイントを書いていこうと思います。

さて、今回の話を簡潔にまとめると、芋けんぴヘヤピンをつけるバニちゃんと、道徳ゼロの美里哉についてですね。

まあ、今回の好きなポイントはやっぱり道徳ゼロの美里哉ですね。

彼女は私の理想の妹像的な思いで生まれたキャラなのですが、どうしてこんなに小悪魔なんでしょうかね?

内なるまだ自分も知らない何かしらの癖が、私の文章には詰まっているのでしょうか?

だがしかし妹キャラというのはやはり兄を手玉に取り、一見兄のことはあまり好きではないのかもしれないが、蔑んだりするのは好意の裏返しで…。

そういったちょっと素直じゃない、ある意味歪んでいる愛情が好きなんでしょう。

多分共感する人もいると思います。

いて欲しいです。

というわけで、今回は多く話をさせていただきました。

楽しんでいただけたのなら幸いです。

さて、前書きの方でもちらっと話をしたのですが、明日、一月投稿しなかった分の投稿をしようと思います。

なので今月の投稿は、三日、十二日、十四日、二十二日ですね。

ああ…ガンバならければ、

では、そういう事で、是非楽しみにしていてくださいね~!

不眠の民でした!

                                    ~終- 製作 不眠の民


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