猫との甘々な日常3
この前書きももう三度目ですね。
八月ももう十二日ですね、お盆前ですね。
まあ、これを書いてるのは八月一日なんですが。
ただいま私はリビングで書いているんですが…エアコンが電気を食う割にまったく労働しない環境下で…夏バテを拗らせてます。助けてください…。
今、我が家では電化製品が軒並み倒れていっています…。
扇風機は羽が欠け、掃除機は吸い込みが悪く…エアコンは冷房が全く効かず……
絶望の一言です。
皆さん…テレビ以外の電化製品はこだわって買いましょう。
これが投稿されるときには夏休みも佳境なんでしょうね…。
お盆前ですがそれまでには夏休みの宿題は終わらせましょうね。
勿論、この小説を読んだ後でね。
絶対、ぜーったいに…
読 ン デ ネ
ハハッ【どこぞのネズミ】絶対だよ(メンヘラ)。
少女の言動、行動には謎が多い。この少女は一体何者なのか?何が目的なのだろうか?
これから俺はどうなるのか?そんな思いが錯綜し、不安にかられる。
「せめて最後に一人、頼りになる人に電話していいですか…」
とりあえず誰かにこの現状を相談したい。
「……本当にもう警察なんかにかけませんよね…」
少女は先程の行動が頭にちらつくようで、疑いの念が拭えないようだ。
「かけません、絶対。かける人も全然関係ないので」
俺は食い気味に答え、まっすぐ目線を合わせる。自分の真意を必死に訴えかけるように。
「……分かりました」
その姿に少女は根負けしたのか意外とすんなり了承する。警戒心が強いのか、弱いのか?ますます謎は深まるばかりだ。
「すいません…」
俺はすぐさま頼りになる人物……………俺の母さんに電話した。
最初に言うが俺はマザコンではない、俺の母さんは頼りになると俺は確信していた。毎日一時間以上必ず電話し、母さんの声を聞き精神を保つ。
乳飲み子の期間が俺は長かったらしいがそんなのは関係ない、ただ俺は親孝行な息子なだけだ。マザコンでは断じてない。
「あ、あ、母さん…今までありがとう……ん?ああ、別に自殺とかそういう物騒なことは考えてないよ…ホント、マジで、神に誓うわ、……………………………無宗派だけど…」
とりあえず別れの挨拶を述べる。
(これで万が一俺が死んだとしても大丈夫だろう。悲しむだろうな〜、母さん)
涙がこみ上げてくる…。親身になって向き合ってくれる母親に感動を隠し得なかった。
「え、何だって…あ~・・・あ、母さん。落ち着いて聞いてほしいんだけどさ……いや仕事クビになったとかじゃなくてね…あの、その、ね、俺の家に………『美少女』いんだけど?………いや本当、冗談とかじゃなて……あ、待って〈ブチ〉………ハァ…」
無慈悲にも電話を切られる。さっきまでの俺の感動を返してほしい。
ただ俺の眼前に広がる状況をそのまま言っただけなのだが…母は真剣に取り合ってくれなかった。
(なんだろう?今日は機嫌悪かったのかな?更年期なのかな?)
あらゆる可能性を加味し、またもや自分の世界へ引き籠もり遠くを見つめる。
「誰と話してたんですか?」
考え込む俺に心配そうに声をかける少女。耳と尻尾が忙しなく動き続け、落ち着かない様子らしい。
「え、ああ、少し母親に電話を…」
その声で我に返り、取り繕いの返事をする。
最後の頼みの綱が切れた今、俺は少女へ質問することにした。
一度息を整え、一番の疑問を少女へ問う。
「ところで……あなた一体何者なんですか…?」
「猫ですよ、寝ぼけてるんですか?」
目の前にいる美少女が(こいつ大丈夫か?)かとでも言いそうな目を向け、口を開く。
「いやいやいやいや、『猫ですよ』じゃないよ、寝ぼけてんのはアンタのほうだろ、この不法侵入者!!」
少女の発言に俺は理解ができず、理性が崩壊する。口調も荒々しくなり、大声を上げてしまう。
「心外です⁉飼ってる猫に対して寝ぼけてるとか、不法侵入者だとかそんなひどいこと言う飼い主だったなんて、見損ないましたよ!!」
瞳に涙を浮かべそう話す少女。というか、
「飼ってる猫?アンタなんでバニラのことを知ってんだ?」
バニラとは俺が飼っているメスの愛猫のことだ。
品種はアメリカンショートヘアー。
九年前から飼い始めて、よくなついてくれている猫なのだが、
「私がバニラだからですよ」
「………………は?」
少女は真剣な面持ちで馬鹿げた事を言う。…全く意味がわからない。
「だーかーらー、私はあなたのペットのバニラだって言ってるんですよ」
「………………………………………はぁ?」
少女はもう一度くり返し、はっきり聞こえるようゆっくり大きな声で言う。…だが、やはり意味はわからない。
「ほら、この耳、そして尻尾、どっからどう見てもバニラでしょ!」
「…………………………………………………ハァ~~~~~~~~~~~」
もう意味不明すぎて怒りの頂点に達した俺は、外へ飛び出し発狂しながら全力疾走する。
しかし、普段運動などしない男の全力疾走がそんなに持つはずもなく、すぐに息が切れる。
結果は42.195キロならぬ、42.195メートルを走り切った。
(俺的には誇りでしかない結果だ)と息を切らしながら脳を回していると、
「何やってるんですか?その程度走ったぐらいじゃ撒くどころか近所のコンビニもいけませんよ」
(呆れた)と言わんばかりの声で背後から声を掛けられ、振り向けば、自称バニラの少女がいた。
「…はぁ…はぁ……ついてきてたのか。別に撒こうと思ったわけじゃないんだが………」
「もう…。で、私がバニラだってことは信じてくれますか?」
「………一回家に戻って話さないか?」
「ハァ……心底見損ないましたよ、あなたには…」
軽蔑のまなざしを向けられながら家に帰るのだった。
はい、後書きですね。
本文のほうは一区切りついたのではないでしょうか?
この後書きも三度目になりますが相変わらずに夏ですね。
最初の投稿ではカップラーメンを食べていましたが…あの時の私は元気でしたね…。
今はそうめんかうどん…少し冒険してもお粥しか食べれません…。
おばあちゃんですね。
もう、カップラーメンなんてそんな消化の悪いもの食べられません。
すべてリバースします。
そんな私に今、元気をくれるのはこの小説でも出ている猫…バニラちゃんです!
では区切りもいいので今回はこの小説の元ネタ…私のペットの話をしましょう。
あ、前回と同じように興味のない人はこのページから離れて次回をお楽しみにしてください。
絶対見てくださいね。お願いしますね!
では、先ほども言いましたがこの小説のバニラのモチーフはリアルの私のペット、バニラちゃんです。
御年十歳程…人間で言えば五十六歳程です。
中々ご長寿ですね…( ´∀` )
もう最近は夏の暑さもありフラフラ。昔より元気があんまり無く…不謹慎ですが…死んでしまうのではないのかと日夜心配してしまいます。
昔は中々のじゃじゃ馬で自分の癪に障るとすぐに噛んだり爪で引っ搔いたりしてきました。
でも実は私のことが好きなのか…一緒に寝てくれたり…。
他にも家に帰ってくれば絶対ダッシュで迎えに来てくれたり…。
この他にも沢山あるのですが…他のはこれからの本文をお楽しみに!
で、これが世に言うツンデレと言うやつなんでしょうか?
そうだとしたら私は幸せ者ですね。( ´∀` )
まあ、そんな日々を過ごしていき、ある日私に天啓が降りてきました。
神は私の耳元にこう囁いた気がしました。【もう手遅れの人間です】
『そこの愚かな人間………率直に言う…お前のペットについての読み物を書くのだ……』
開口一番に『愚かな人間』とはとても失礼だと思いましたが…まあ、神なんてそんなもんかと思い、この小説を書くことにしました。
凄く冒涜してる気がする。【私、無宗派なものでね】
バ二ちゃんとの十年間…いい思い出も悪い思い出もありました。
どちらかと言えば悪い思い出が多いですが…【ボソッ】。
まあ、これからもこの猫の擬人化アリかナシかは続いていきますので是非是非、実体験である私と猫の甘々な日常をお楽しみ下さい。
とても長くなった気がしますが…これは文字制限で二万文字書けることが悪いということにしておきましょう。(サイト運営の方…本当にすいません…)
では最後に、この前没にした最後のネタ…書こうと思いますね…。
↓
ただいまの私が穿いているのはパンパースです(*´Д`)
あ、あとお盆にちょっと他の小説を投稿しようと思いますのでそちらもよろしくお願いいたします。