ー後書き
ー後書き
完読お疲れ様でした。
近藤真由さんの応援小説の第2弾と言う事で、執筆させて頂きました。
下北沢440では、二人を引き合わせる重要な役割で近藤春菜を位置付けました。しかし、出番的には僅かで、まぁ脇役でした。
今作は、近藤光治とのダブル主役で頑張ってもらいました。モデルの近藤真由さんとは、かなり設定が離れてしまいましたが、基本は武上渓から見た近藤真由さんのイメージです。
ビッグボックスのエピソードは、取材中の実話です。本当にあのビルの階段を死にそうになりながら上がり降りしました。
作家モードと呼んでいるんですが、ストーリーが降りてくる状態が有ります。この時は外部への周辺視野が極端に狭くなって、忘れ物置き忘れを必ずやらかします。怖いのは、非常に交通事故に遭いやすくなります。
多分死ぬ時は、取材中か執筆の途中で外出した時と思ってます。
ボールに夢中の5才児になるってことでしょう。命掛けてます。
四谷天窓のライブは、出演者の5人が素敵な若者達でした。まだまだ日本は大丈夫だなと安心しました。
彼らの夢が現実になる事を願わずにはいられません。
「四谷天窓の月」の題名は、岐阜では中秋の名月がクッキリ見えていたので、四谷天窓のビルの外で光治が月を見上げるシーンを目論んでいました。
見事に見えませんでした。
春菜と光治の再会を商店街で考えていたら、春菜が「おとうさんっ!」と叫びながら走る場面が浮かんで、涙が出て、それが商店街の灯りで月のように見えたのを、そのまま書きました。
武上渓が見たライブは、出演者いわく、四谷天窓のライブは闘いなんだけど、今日はフレンドリーで和気あいあいとした雰囲気との事でした。
厳しいファンを納得させるべく歌う彼らを、羨ましくも尊敬をもって感じました。
もし機会が有れば、読者さんの皆さんも、近藤真由さんだけでなく、献辞前書きに有る5人のライブに足を運んでみて下さい。名前でググれば、詳細にたどり着けると思います。
では。また別の物語でお会いします。武上渓でした。
2018年11月25日
JR岐阜駅カフェドクリエにて
武上渓