プロローグ
亀投稿(週1)で、色々好き勝手やらしてもらいますが、あったかい目で見ていただいたら幸いです。
ご意見、大歓迎なので気軽にコメントしてくれたら嬉しいです。
「2240年12月11日午後4時、歴史の時間ですね。今回は近現代、つまり今から大体10年前の事をやっていきます。
10年前と言えば、人類に大きな発展をもたらした『願い星』の地球接触がありましたね。では、この『願い星』の接触により当時の人々はどのような対応をしたのでしょうか。
『願い星』の接触は13年前に国際宇宙センターNAFAによって世界中に知らされました。その知らせを具体的に説明すると『願い星』と呼ばれるようになった流星群は全部で200個以上で直撃するのは7割でした。
しかし、直撃だけならそれほど問題ではありませんでした。普通サイズなら大気圏で燃え尽きますからね、本当に問題なのは1つずつの大きさで直径200メートル以上であることで、1つでも当たれば地球消滅してしまうことでした。
この絶望的な知らせに世界中の人々がパニックに陥りました。即座に当時の国際連盟加盟国の各トップが会合を開き事態への対応を議論しますが、地球の公転をずらすわけもいかず人類存続のためにはほとんど答えは出ていました。しかし、彼らを悩ましたのはどうやって流星群を破壊するのかという手段でした。
いや、宇宙間で流星を破壊出来る既存の兵器は核兵器しかなくこの選択以外にあり得ず答えは出ていたのです。彼らは誰が核兵器という禁断の名を出すのか探り合いながら何時間も内容の薄い会議を続けました。
大気圏に侵入してきた隕石からレールガンによる破壊という案は出たには出たのですが、とても効果的ではなく最終防衛ラインとして決定され、とうとうしびれを切らしたアメリア合衆国によって提案されました。反対国もたくさんいたのですが、彼らも核兵器以外に有力なものが無いことを知っているがために力弱い抗議でした。そして、結果的に核兵器による迎撃が決議されたのです。
次に各国の首脳を悩ましたのは自国の民をなだめる事でした。先の戦争、第3次世界大戦で2発の核がジーパングに使用されその惨劇を目の当たりにした世界は核に大きな恐怖を抱きました。
なので、核を使用するという国連の迎撃作戦は反発を大きく買いますが、核以外の策がない事を彼らも知っているので、認めずとも黙っておくしかありませんでした。
国民達の反対をなだめることが出来た国々は国連主導で核での迎撃作戦を進めていきました。手始めとして、国連が主に行ったのは核の傘の区域化と増強でした。
まず区域化の方から説明していきますね。当時、核保有国と比べ非保有国の方が圧倒的に多く、これでは世界全体を守ることはできません。
なので保有国主導で世界各地に約3000もの発射基地を建設することにしたのです。といっても、好きがってに作っていくのではなく、保有国を中心に防衛圏を設定していきましたこれが後の列強六国です。
いくら防衛圏を設置したとしても核を持ち込むことは抵抗がありました。よって、国連は経済的、軍事的国境を各防衛圏内で撤廃する事にしたのです。
この大改革は後に国家併合と言われるようになりました。このことにより大きな混乱を国民達に与えましたが、政府の働きにより鎮静化することができ、着実に核の傘を区域化したのでした。
次に彼らが行ったのは増強でした。流星群からの迎撃には即座にターゲットを設定し素早く打ち上げる事が必要とされます。
そのため宇宙間巡航ミサイルを開発し、通称『ホープ』と呼ばれる対流星群迎撃ミサイルとして、各ミサイル基地に実践配備しました。
そして、来る3年後、つまり流星群の地球との接触の時、世界各地から核を載せたホープが宇宙に向かって飛んでいったのです。約3000の基地から一斉に飛び立つその光景は今でもとても有名ですね。
迎撃の結果は被害を最小限に止めることに成功しました。といっても、5つの国家が消えユーリシター大陸の10分の1が海に沈んだのですが・・・、また隕石の被害で世界規模の経済が大ダメージを負ってしまいました。そのため国を維持するのが難しくなった国々は防衛圏内の国境を事実的に完全撤廃し防衛圏を新たに国境として共和国や、連合国を形成したのです。
各国家はすぐさま隕石の解析を始めました。驚くことに隕石には人の感情を感知すると、その大きさに応じてエネルギーを発生させることが分かったのです。
それは石油のような働きをし、また電気のような働きもするのです。これにより人々は夢のような物質を『願い星』と呼びました。
この事が分かった国々は血眼になって集め始めましたが、自然とお互いの関係は悪くなり戦争直前の緊張状態にまでなってしまい決定的だったのが、今から2年前のユーリシター連合国が南北統一アメリア共和国の一部領土を軍事制圧をしたことでした。
このことにより太平洋を挟んで大国同士の『願い星』を求めた戦争が始まったのでした。これを皮切りに世界各地で戦争が勃発したのです。
おや、もう時間のようですね。明日は国家併合による国々の反応を学んでいきましょう。それではまた明日」