3人目 ノア ニッカ
異国スイフ。
ここは地球からワープロードで繋がる異国の地。
異次元なのか別世界なのかは定かではないが存在する事は確か、としか言いようがない状態である。
スイフと地球では現在ワープロードはどの様に建設されているのか、スイフはどの位置にあるのかなど謎に包まれているこの世界の研究が長年に渡り進んでいる。
だがわかっているスイフの情報として、地球とトウニーとは違う点がいくつとある。
生き物の違いと、魔法の存在である。
言葉を話すものは人間しかいないものの、ドラゴンやユニコーン、ゴブリンに妖精など地球ではおとぎ話に留まっていた生き物がこの地には存在している。
この国は国王制。
国王 ノア サイオーガはこのスイフの地を創り上げたとゆう王であり神である。
年齢として412歳。
この異国の地スイフはできてから412年しか経っていない。
まだまだ発展途上の国であるが、もともとからワープロードがある状態で産まれたとサイオーガは語る。
そもそもサイオーガにも親がいるのではと言う話になるのだが、サイオーガを産み出したのはあの宝玉。
そこから宝玉はもう1人、王妃である ノア カナタを産み出した。
そしてスイフは出来上がったのである。
そこからサイオーガ、カナタの元に命が授かり、産まれたのがノア ニッカ、司と同じ生まれ持っての確信者である。
現在スイフでは人口としては3人。
だがここでは魔法が存在する。
心通とゆう魔法を使い、ノア一族はここの地に住む生き物と心で会話できるので、実際に人口ではないものの、生き物の数を合わせるとゆうに10万以上はいる。
そして王族としてはノア一族が王位に値し、その他の仕事などは生き物が行っている。
魔法ができた理由、ここに生き物がいる理由、ワープロードの存在、何故ここに人間を作ったのか、それは全て宝玉にあるとニッカは見ている。
宝玉の存在を知るのはこのノア王族のみ。
生き物は皆ノア王族を神としているがノア王族は宝玉を神と見ている。
この国をまとめるのはサイオーガの仕事、ワープロードの研究はカナタ、そして宝玉の捜索をニッカとしている。
現在18歳になるニッカは神に対する疑問の為に、3人の確信者と共に宝玉を探し求める。