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爆縮と体温の機知(3)

僕が生き返ったら

僕が生き返ったら

人の話をよく聞こう

相槌だけをうってさ

余計な言葉を

挟まないようにして

話が終わってから

話してあげて

最後は笑えるように

少しだけ冗談も言って

元気なさよならが

出来るように


もし、死んでしまったら

そんなことは

死んだことが無い人間しか

居ないのだから

誰でも言えることなのだ

捻くれ者は

僕が生き返ったらって

考えるものさ

ところで君は

生き返ったら

何をするのかね


僕が生き返ったら

僕が好きな物に挑戦しよう

他人の意見に

うんうんと頷いて

忘れ物をしながら

歩いて来たから

今度は

好きな物を抱き締めて

走ってみようと思うんだ

誰にも邪魔されないスピードで

追い付けないほどの力で

元気なさよならが

出来るように


もし、死んでしまったら

そんなことは

失敗したくない人間しか

居ないのだから

誰でも言えることなのだ

捻くれ者は

僕が生き返ったらって

考えるものさ

ところで君は

生き返ったら

何を持つのかね


僕が生き返ったら

人の為に何かをしよう

あまりにも大き過ぎて

人の為っていうのが

よく分かっていないけれど

誰かを幸せにすることは

悪いことではないと

信じられるはずだから

見つけられたなら

本気で溺れよう

元気なさよならが

出来るように


もし、死んでしまったら

そんなことは

創造できない人間しか

居ないのだから

誰でも言えることなのだ

捻くれ者は

僕が生き返ったらって

考えるものさ

ところで君は

生き返ったら

他人の形を

どう見るのかね


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