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不協留学  作者: 玲於奈
95/146

千葉の牧場

なし

いきなり

上品な馬だと

失敗しそうなので


小さい馬を

選んでもらう


ポニーのようだが


初めてで

こわいので

まずは

小さい馬から

挑戦する


その昔

大学の新入生歓迎コンパで

とある牧場に行った


私だけ

こわくて

のらなかった


大変有名な千葉の牧場

そのなごやかさとは

一転

かたくなな

拒否に場は凍り付く


悲しい思い出


しかし

今はもう素晴らしい服を

着てしまった


さらに外国だ

過去を知る者はいない


そして

アランさんには

見栄を切った


後にはひけない


しかしこわさには

勝てないので

小さい馬を

所望する


乗るまでの

格闘10分


何とか乗れた


馬が暴れなくて

よかった


というか

執事のジョージさんが

おとなしい馬を

選んでくれた気配が

濃厚


馬はおとなしいが


私が

乗るときに

無理な体勢に

なったのか


少しすじか筋が

痛い


手綱をもって

少したたいて

みる


そろりと

歩き出す


アランさんが

脇に来て


足を馬の腹にあてて

進み方を

教えてくれる


歩いた


やさしい馬だが

おとなしい

馬なので


やはり

そろりと

すすむ


うーん

私にあっているかも


10分くらいで

お尻が痛くなる


身体が斜めになっている

腰がひけているのが

わるいようだ


さすがに

臆病さがでているのか

自分でがっかり


降りようとして

またもや

無理な姿勢


何かに当たって

ズボンのすそが

やぶれる


そのとたん

バランスをくずして

コースのウッドチップに

に落ちる


コントかよ


脇にいたアランさん

大笑い


やぶれたパンツ


まだ笑っている

アランさん




なし

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