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不協留学  作者: 玲於奈
94/146

15ダーラー

なし

乗馬で休憩するための

小屋があるという


立派なログハウス


黒いローバーが

止まっている


さっと

降りて出迎える

人影


朝食会場の

執事様


時々

アランさん

個人の

お手伝いを

お願いしているとのこと


「ジョージは

 運転もすごい上手なんだ」


でた、

スコットランドに

多いジョージ


かのジョージ氏

さっと

乗馬服を用意


「お客様のは

 このようなもので

 よろしかったでしょうか」


むむむ

くるしうない


という感じ


かゆいところに

手の届くサービス


さっそく

ログハウスで

着替える


中は鹿のはく製が

飾ってある


うううむ

ここはアメリカか

カナダか


「TAIYOU

 スコットランドにも

 たくさんの鹿がいる。」


だから、アメリカを

意識しているわけではない


何も言わなかったのに


ぴしゃりと

返す


乗馬服をきてみる

もちろん

競馬ジョッキーのように

星のマークは

ついていないし


賞金も

かかっていない


白の

ホワイトジーンズ


尻が革製


「TAIYOUなら

 お尻がいたくなるかも」


尻がすれるからか。


上は緑の

Tシャツでもいいし


クラッシックな

ショージャケットでも

いいという


まさに乗馬

貴族の遊び感満載


これで

シルクハットでも

かぶったら

英国紳士かと

思い


「シルクハット?」


尋ねると


「イエス、サー」


と言う


あるんだ


「TAIYOUは

 馬から落ちるかも

 しれないから

 ボディプロテクターの

 方がいいか?」


落馬か

たしかにありえる


防犯チョッキの

スマート版


まさに警察官

いや

SPか


落馬を覚悟し

クラッシックで

挑戦


アランさんが

笑っている


聞けば

アメリカのユニバーサル

スタジオに


英国紳士の

格好で上半身だけで

ハットもかぶって

写真を

撮れるのが

あるらしい


「15ダーラー

 プリーズ」


アランさんが

冷やかして言う


よし

絶対に乗りこなしてやる




なし

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