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神々の木
なし
それにしても
この前庭の
木々
見上げる木々
天に伸びている
ツタがからまっている
春楡かけやきか
わからないが
木を彫って
スプーンやフォークに
していたのだろう
だから
やわらかい木を
選んだのだろう
手を広げて
何人か
子ども3人
いや4人
大人は2人では
むずかしいだろう
それぐらいの
樹木
樹齢
木はそれ自体で
パワースポット
信仰心がなくても
ありがたい
ありがたや
それで
新緑
それで
紅葉
バス通りで
自身の信仰はあつい
ああ
それでか
合点がいった
教会の塔
それも空を突き抜けている
信仰心がなくても
いやな言い方だと
洗脳か
しかし
天に向かう
そういうのが
信仰につながると
思う
酔っていながら
改めて
前庭で
考えた
躊躇していたのかも
しれない
前庭に
鍋が置かれている
温めてきたものだと
思う
文字通り
老若男女
そろっている
驚いた
私が
秋に教育実習に
行った
町内の子どもたち
粘土を一緒に
作った
唯一張り切って
教えた
算数
国語は
英語なので
きつかった
そして
バザー。
学級ごとの
バザーは独特だ。
しかし
子どもたちと同レベルで
まったくもって
おもしろかった。
なし




