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かあみさあまああああ。
なし
バンと
ドアが
あけられた。
いや
たたきつけられた。
大学の緊縮財政の
安い扉。
木目が新しすぎる。
たぶん。
このように
勢いあまって
みんながばばばんと
入ってきて
壊れた感ありあり。
直したような扉。
前から気になっていた。
そうか。
はじめて
実感して納得。
なぜそこだけ
そして
そこに続く新校舎の
関係もあったのか。
新しすぎて。
重厚なこの学生食堂に
あっていない。
たぶんこの食堂は
昔からあるんだろうね。
今。
わかった。
4人のナイト。
女性も含むが。
私にとっての
幸運の女神。
いや男もいるから
ゴッド。
ファーザーをつけると
殺されてしまう。。
入ってきた人々
ありえない。
どこかで
見覚えのある
4人。
「TAIYOU」
口々に叫んで
こちらに来てくれる。
ハグしそうだが
すみません。
それは
なんだか
いつも気恥ずかしくて
毎回断ってるんですよ。
この前もそうだったでしょう。
でも
この大事な時。
気持ちはわかります。
それをまた
いつもバーの
飲み会では
からかわれるが
いつも
ぐぐっと
握手する。
オウ、マイゴッド。
神様っているんだね。
泣きそうになった。
そうか。
あの時の。
しがない
さえない日本人に
神様が降りてきた。
なし




