サイダー
なし
クリスマス2日前の
がらんとした食堂
誰もいない
広すぎる
いつもは人でにぎわう
夕刻。
明るいカウンター。
照明も消え
わびしすぎる。
なにもない。
唖然
ショック。
悲しすぎる。
呆然としている
驚いている
私に
「来たねえ。
TAIYOU.」
台所にはいって
作業していたおばちゃんら3人
着こんでいる。
暖房を止めての作業だったのか。
多分、片付け
私が姿を現すと
おばちゃんたちが
笑顔で
わらわらと集まる。
驚いた
なぜ集まるのだろうか。
真意が読めない。
しかしながら
ある意味で新鮮。
いつもレーンをはさんで
向こう側の皆さま。
食事を作る人。
3人のおばちゃん。
そして
いつも笑顔のおばちゃんが
目の前に
時には
寄宿制の小学生に
「残すなよ」
「嫌いなものも食べろよ」
(予想)
といっているおばちゃん。
優しさの中に厳しさ。
しかし、
小学生も手ごわく
栄養バランスなど考えることはなく
好きなものを取る
まあそうでしょう。
大学生の
私がそうなのだから。
そして、
バイキングなので
セルフ式。
最後に食べたものを
片付けのおばちゃんの
ところに
持っていく。
そして
小言を言われる。
さもありなん。
私は大学生でずるい。
ので
おどがめはない。
すまん。
小学生。
しかし
自炊もせず
食べ物は食堂で
調達のみ。
どんだけ
貧乏な留学生。
もちろん
浮いたお金は、
煙草に。お酒。
まあ、女性関係はなかったが・・
賭博
「飲む、うつ、買う」か
任侠の世界。
そういえば、
煙草は果てしなく高く。
2000年近くの
イギリスで
すでに
1箱500円。
日本はその半額以下。
正気の沙汰では亡い。
初めて煙草の値段を知った時
驚いた。
まだ、金銭価値が
わからない時なのに
金の1ポンド硬貨を
こんなに出さないと
買えない
たばこって
と絶句した。
私は、マイルドセブン
スーパーライト愛用だったが
そんな軽い煙草は
世間には
なく
ああ、マイルドセブンスーパーライト。
たどりついたのが
紫の箱
スコティッシュ男児は
みなマルボロなど
ランキングが高いもの
私はそんなに
ニコチンを摂取することはなく
その紫の箱。
お酒を飲むと煙草。
そこで
それを出すと。
「TAIYOU
女、子どもの吸うたばこだ。
俺のたばこを吸え」
そして
例によっての
飲み物も
皆さまによれば
「そんな、女、子どもの
飲む酒を飲むな!!」
サイダーといえど
リンゴ酒なんですけどね。
年の瀬に
留学した時からの
さまざまなことを
思い出し
おばちゃんが
集まったところで
泣きそうになる。
どんなクリスマスに
なるのだろうか。
なし




