表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不協留学  作者: 玲於奈
6/146

創業記念日

なし

昨日は


やってもうた

朝はどきどき。


そしたら、


部長に

呼ばれる


部長に呼ばれるのは

めったにない


いよいよ

飛ばされるか


いやあ

昨日のセクハラ事件か


いやまてよ


「家でご飯とか

 作ってんの?」


とだけ

聞いたのだけど

それは

セクハラ・・


もし何かあったら

社内倫理委員会に

問うことを心に決める。


夕ご飯を尋ねたらだめなのか


「夕ご飯、何食べるの?」


グレーゾーン。


「夕ご飯、一緒に食べない?」


複数で社に戻るのであれば

セーフか。


二人きりはアウトか。


社内の事例集より



部長が伝達


「創業の周年行事

 準備にあたっていた。

 課長補佐が倒れた。

 お前が行け」


 以上。



他部署にも関わらず


要するに


人が足りないから

行けということ


150周年行事


総務課が

中心になって


旧社屋で周年行事。


半年前から。

総務が中心に

プロジェクトチーム。


片付けが大変だったらしい。


掃除が大変だったらしい。


常に伝聞。


要は

めんどくさい仕事らしい。


おまけに

病人まででた。


疲労困憊だったのだろう。


ひとます

旧社屋に向かう。


留学を辞典で引くと


「イギリスに留学する」

「アメリカに語学留学する」


例文が載っている。


そして、私は

留学した。


しかし

今は風前の灯。


おもしろいことです。


なんとしても助けなくてはと思った。












なし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ