インターネット
なし
英語力のなさにあきれる。
さしも調度品の名前が
英語でわからないので
指さして
グッドと親指を出すしかない。
突然
「お座りください」
アランさんが日本語で話す
「すこしの日本語なら
話せます」
なんと驚いた
アランさんの彼女が
日本人で
彼女に教わって
日本語を覚えたそうだ
ローテーブルの上に
二人そろっての
写真が飾ってある
「彼女は、今
フランスに住んでいます」
小柄なかわいい女性
若い様子で
十代に見える
「彼女とはロンドンで
知合いました。
彼女は通訳で
現在は、パリで
仕事をしています」
そうかあ。
日本の女性は
若く見え
自己主張しないで
控えめで
こちらの男性に
人気があると聞いた
日本人男性が
欧米の女性に
ひかれるのと同じように
欧米の男性は
アジア系の女性に
ひかれるようだ
アランさんは
大学在学中に
コンピューターの会社を設立
卒業を機に
会社をさらに大きくし
現在に至るそうだ
今でこそ
インターネットは
当然の周知だが
私が留学していた
当時
日本では一部の
一流企業が
少しずつはじめる感じで
まさに
手探り状態
そんな中こちらでは
大学で
インターネットを見るのが
普通で
学生の多くが活用していた
日本にはない
カルチャーに
私は当時、大変驚いた。
これが、西洋との
ギャップかと。
なし




