ホモよばわり
なし
マクガイヤーさんに
どこに泊まるのか聞く
何かお姫様と話をしている
「私がご案内いたします」
そう言って
黒扉に向かう
黒扉から出て
駐車場に行き
車においていた
荷物をとる
マクガイヤーさんは
駐車場と反対の方に歩いていく
予想通り
反対側が正面玄関で
はじめの黒扉は
裏玄関だった
たぶん、パーティなどしやすいので
いつのまにか
正面の位置づけなのだろう
まあ改装されているので
どちらが正面でも
いいのだろうが
正面は
扉が異様に高い
上に長い扉
お城の扉だ
扉を押して
城内に入る
玄関のホールがあって
はばのある
長いらせん階段
よくドラマに見かけるような
まんまのお城
階段にも絨毯がひかれている
階段は上へ上へ続いており
マクガイヤーさんに
続いて階段を上がる
らせんはとても長く続いている
このお城は現在
小分けにされて
様々な人が住んでいる
シェアハウス。
賃貸のマンションのよう。
しかし、
分けられて正解だ。
これだけのたくさんの部屋。
一人。
あるいは家族でも
もてあますだろう。
掃除なども大変だ。
階段を下りてくる若者がいる。
マクガイヤーさんが
ちょうどよかった
みたいな会話をして
ひとしきり話して
マクガイヤーさん
「僕はパーティに戻るから
この人にあとは
案内してもらって」
その若者の容姿は
奇抜で
サイケデリックな服
下りて行った
マクガイヤーさん
戻ってきて
私の耳元で
「大丈夫、彼はホモじゃないから
安心して。
後で、僕も同じ部屋に泊まるから」
同じ部屋に泊まる。
っていうか
楽しそうに階段を下りていく
マクガイヤーさんを
見ながら
なんで同じ部屋なのかと
思った。
マクガイヤーさんこそ
もしかして
ホモか。
とも疑う。
しかしまあ、
いきなり会った人を
ホモよばわりする
マクガイヤーさんもすごいし、
こんな古城の
何だかでそうなお城に住んでいる
目の前の若者に興味をもつ。
なし




