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不協留学  作者: 玲於奈
43/146

事なかれ主義

なし

有名人

司会者の軽妙なトーク。


そして、発生する。


言いようもない

疎外感。


英語がわからない。

何を言っているか

意味が通じていない

空虚感。


まさに、イギリスにいながら

イギリス民でない。


スコットランドにおりながら

その民族性なまりを理解できない。


日本でいえば

津軽弁。

青森弁のようなもの。

特に

青森に他意はありません。

山形弁でもあり、福島弁でもあります。


こちらに来てから

感じるアウェイ感。


異邦人。


他国のよそ者。



民族性も関係するのか。


わたしは

真面目の部類にはいるので


いや

みんなと協調性、大いにあり。


いやいや

みんなと一緒で

ないといけないので。


おや、一緒という言い方に

語弊があるかもしれない。


日本人は

みんな同じ方向に引っ張られて

いるようにも感じる


みんな一緒。

同じものは阻害される。

いや、排除される。

個性が消し去られることが多いか。



つまり

一緒じゃなく

個人は個人。


イギリスで

この後も

出てくる考え方。


個は個。


それぞれでいいんじゃない。

という考え方


それを痛感するのが

日本に帰国後


「太陽、勝手だね」


「なんで、みんなと一緒にしないかなあ」


「どうして、そういう行動するかなあ」



そんな発言を多くうける。


自由すぎたか。


周囲は事なかれ主義。


まわりをみながら

行動する。


私は自由に

自分の思うとおりに

行動する。


帰国後

はじめは、ちやほやしていたみんなが

なんだかよそよそしくなって

離れて行った頃


私より

先に留学して

日本に帰って

留年している先輩が

ふらっと

現れて

手伝ってくれと言われ

連れていかれた。


それが

帰国子女の人たちの

相談にのるボランティアだった。


勉強を教えることもあれば

(だいたい優秀で、すごぶる

 できていた)

(だから、教えることが

 なかった)


編入して入った学校のことも

相談された

(あっ。俺も。おれも。

 ということが多く。

 相談というより、

 わたしの場合は、共感だった)



ボランティアをしていて。

わたしと

同じということを


聞くことが多かった。



まあ、それぞれ

思うところ自分の好きなように


そして周りも

みんな個人には干渉しないよ

という


イギリス。

そして、ヨーロッパの考え方。


そして

対極する日本


みんな一緒。

という考え方。


対極だから

無理が出るんだね。




なし

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