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不協留学  作者: 玲於奈
4/146

仮配属

なし

帰りの電車で

打ち込みを

したかったけど


村上さんの

小説から

目が離せず


そちらを

優先してしまった。




自分が

悲しい。





仮配属の

新入社員がやってきた


ふてぶてしい

輩を


期待したが


そうはあらず


真面目そうな

女性であった



すでに

わたしは

踏み外し


飛ばされ

待ちなので


仕事もなく。


飼い殺し風なので




同情した。



皆が忙しいので




余裕がなく。



私くらいか

暇なのは。


さらに、準備不足で


時折

怒号も

飛び交う


「なに、やってだんだ。」


「誰の仕事だ」


責任の所在を

大声を出すことで

回避でしている。


もう少し

スマートなやり方も

あるだろうに。


一人が

すれば

ヒートアップして

続くものもいる。


連帯感か。


つまらない。


暇な人間には

よくわかった。



それこそ


そこには大きな河が

ながれていた


そんな様子に


さぞかし

不安であるだろう


ありがたいことに


昼食は

数少ない

若い女子社員が

誘ってくれて


よかったなあと


思った。



さすがに

私の年代のラーメン屋一人とは


違う




ひらひらのスカート


それでも

だいぶ

落ち着いた

グリーンの色使い


ソックスに白のボンボンが

ついているのが


社会への抵抗か


うっとおもったけど


誰も気づいていないか


笑えるか


はたまた

天然かと思った。


ちなみに

制服は

なくなった


制服だと何を着るか

迷わなくてよいという

意見もあったが


自由になった。



そう、自由になった


私もじゆうだ


どうするかは

上級職がきめること


そう思えば

気は楽だ。



4月は忙しく

足早に


新入社員は

5:30

それでも遠慮して帰っていった


電通のこともあったので

誰も何もいわない


飲み会。


そういえば


成田に行く前に

留学の

壮行会が行われた


そんな

バンガラさを

残していたのか


食堂のおばちゃんの

料理でいいのに


ケータリングの

料理を取る


ものすごく

うまい。


お偉いさんが

多数のためか


世界のあちこちに

飛ぶ


同輩。後輩。


そして、若干先輩。


偏見ではないが

じょしのみなさんは


留学ありきのところも

あるかと思う。


銀座の若ホステスに

転向したほうがよい。


花丸の方も

おられた。


あれがポーズとしたら

素晴らしい。

わたしは


汚いかっこうをしていったので

目立たないようにしていた。


なつかしい。


私といえば

寮も追い出され

これから

段ボールでも寝れる。


今日は、

美術棟で

野宿か。














なし

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