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不協留学  作者: 玲於奈
144/146

寝湯

なし

自発的に生まれた


流儀の中で

編み出されたか


寝るための

設備はない


浴槽のへりに

頭をおいて寝る


寝湯の方が多い


順番待ちの様相


私もほかの浴槽


といっても残りは

2つと

サウナと水風呂しか

ないが


様子をみながら待つ


やっと人がはけて

まねしてみる


頭の座りが

固まらない


しかしながら

35度という

温度がまた

絶妙


泡も出ていて

誠に快適


これは

本当に寝入ってしまう


残業を終え

帰宅した同僚


1日中のパソコン仕事で

眠いが

どうしても

お風呂で身体を

ほぐしてから

寝たくて

お風呂にお湯をいれて

つかったそう


気がついたら

朝、だったという話


夏でよかった。


冬なら風邪ひき


溺れなくてよかった


一人暮らしで

水死はつらい


笑えない残業


熱くもなく

ぬるくもなく

本当に心地よい


案外、他の浴槽は

40度、42度

なので

その温度差が

余計に

際立つのだろう


サーフィンの心地よさは

あったが

寝入ってしまうまでは

いかなかった


5分くらい

はいって

ぼおっとして

本湯にはいる


足がふらつく


サーフィンの疲れか


40度の本湯。


かけながし

はいった瞬間の

体感の熱さが

たまらない。


じゃんじゃんと

お湯はあふれている


快適至極


まさに温泉なり



なし

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