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不協留学  作者: 玲於奈
133/146

波チェック

なし

バンはすぐ

大きな道にでる


海に向かう。


さすがに

なつの朝。


5時は明るい。


そして、

人はいない。

クルマもない。


大通りを走って

すぐ


コンビニに

たくやさんが車を

いれる。


「腹がへるからな。

 朝食買うぞ」


降りようとして


そうだ


ウエットスーツを

着ている


財布もない。


それで二人は

着ていなかったのか?


やむなく

待機


二人は店内へ


一人

このかっこうで

コンビニによる自分を

想像する


まちがいなく

通報


かっこよい人なら

まぬがれるか


いやそうでもあるまい。


と考えているうちに

二人とも

現着


ありがたや


わすれずに


わたしの朝食もある


「はい、サンドイッチと

 コーヒー」


「全員おなじものに

 したんだわ」


クルマを急いで

スタートさせてから

たくやさん


一言


「腹減るからな。

 しっかり食べろよ」


さすが海の男。


サーファーですたい。


たくやさんは

器用に運転しながら

海沿いの国道を

一直線に

登別方向に向かう


高速のインターチェンジが

見えてくる


すわ


高速に乗って

サーフィンか


通り過ぎる


先に進む


さすがに

朝5時


平日ながら

道路はがらがら


対向車はまったくない


橋の手前で

いよいよ

海に折れる


河が海に流れていて

湾となっている


沖合30mくらいに

たくさんの

テトラポット


山になっている


「着いたぞ」


ぶっきらぼうに言って

フロントガラス越しに

海を見つめる

たくやさん


「はい、きたーーーー

 波チェック。」


しばらくみつめて


ちょっと

見にいこう






なし

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