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不協留学  作者: 玲於奈
131/146

イエローのTシャツ

なし

あきらめてはいけない。


黄色Tシャツを

きて

みんなががんばる


それも大事なんだろうが

そうでもないのことも

あるのか


ただ今は

酔っているので

ヒートアップ


マラソンでゴール


やったあ

私がんばりました。

私たちも応援しました。


一体感。


締めの曲をみんなで

歌う。


考えがヒートアップ。


「いつものえりこさんの

 バイタリティは

 どうしたんですか?」


と何度も言いながら


ずぶずぶと後退。


サライは歌えず


寝てしまった。



気がつけば


リビング。


ふとんの中で

寝ている自分。


リビングの上に

じゃばらのような

すのこが敷いてあって

その上に

布団がしいてある。


なんとまあ。


さらに

驚いた。


そばに犬がいる。


忠犬か。


まるまって

静かに寝ている。


私はご主人様か。

なぜ、2階のご主人様の

ところにいかないのか。


昨日の姿のまま

起き上がって


テラスに行く。


日もまだ

でていなく薄暗い。


テラスも昨日のまま。


缶ビールはそのままに

今まで焼かれていたかのように

プレートに野菜が

並んでいる


よくまあ

カラスに荒らされなかったものだ


たぶんにすばらしい

住宅街なのだろう


倒れるように寝たのだろう


記憶はない


しばらく放心する



コンタクトは

はずしていたようだ


視界がぼんやり

するのに気づく


コンタクトレンズを

入れるために

部屋に入る


時間は午前5時


すごいアラームが突然

鳴り響く


どたどたと

足音がする


さすがにミサイルは

飛んでこなかったが

たくやさんが

転がるように降りてくる


「いよー、起きてたか」


「いい心がけだ」


「行くぞ、行くぞ」


部屋の隅にある

黒いスーツをポンと投げられる。



なし

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