贈り物
なし
贈り物をわたす。
あたたかい愛が
いつまでも続くよう。
自分自身が
心をこめて
結婚された人に
プレゼントしている
自身も
大親友からプレゼントされた。
しかしながら
その大親友とは
ささいなけんか。
それが
理由で絶縁
人生にはいろいろなことがある
絶好調の親友は
何を間違ったか
転職
泣く子も黙る一流が
泣いた
果てもない
楽しければいいのか
お調子者が
はなをついた
人とは違うこと
たしかに今の世の中
大流行
否定をするつもりはないが
成功者は
努力をみせない
影での働き
労働は大変なものであろう
えりこさんに
ホットプレートを
プレゼントした
「なんだよ、
うちには3つも
ホットプレート
あるっしょ。」
とのたまう。
昔の私なら
きれていた。
いまは
さらりとながせる。
だから、
あえて何もいわない。
説明しない。
しばらくして
「まっ、西武のやつらしいし
もらっとくわ」
と私の儀礼は
認められた
昔はこういうところから
けんかであった。
大親友が思い出される。
テラスでの夕食にうつる
盛大に蚊取り線香が
たかれている
火事かというくらいの
けむり
いぶされる
厄除けか。
大親友のたたりか。
それとも、宮沢先輩の呪いか。
しかしながら
煙はあるが
外のロケーションは
とても
素晴らしい
公園越しに
名峰が見える
北海道に来たと
実感。
雄大さがある
ここから
海岸まで車で5分
いやもっと近いか。
イオンがあって
住宅地が広がる
イメージする。
丘陵であれば
海が見えるだろう
最高のロケーション
まさに別荘地。
足元に目をやれば
凝ったテラス
長方形でなく
台形になっている
ああと感じる
宮沢先輩。
こだわりの人だったからな。
たくやさんも
気配を感じるだろう。
「やりづらいだろうな」
そう感じた。
しかし
関係が物語っているのか?
端の木が
朽ちている
手入れが
されなかったのだろう
できなかったのか。
残念。
いや、えりこさんにとっては
無念か。
しっかし
焼肉といえば
食べ放題。
そんなに高いお店ではない
わたしに
流儀はない
そして
大食いチャンピオンでもないのだが
わたしは
見ているだけで
腹いっぱいチャンピオン
まさにナンバーワンだろう。
食べる
食べるという人。
盛られた
大皿の肉。
食べる勢い。
圧倒されて
それだけでおなかがいっぱい。
もちろん
あわせて鍋奉行でもない
段取り通り
たくやさんが
淡々と焼く
そして
ぐびぐびと酒を飲む。
酒は
何も食べなくても
ひたすら飲める。
そして
永遠の空想盛会へと
移行する。
なし




