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不協留学  作者: 玲於奈
123/146

景気づけ

なし

「中に入って驚く」


部屋の扉がない。


玄関からすべての部屋が

ひとつながりに

なっている。


こりゃあ

ビールでも飲まないと

掃除も

大変だ。


「宮沢さんがいた時は

 これでも

 毎日せっせっと

 掃除をしてたのよ」


あのいいかげんな

えりこさんからは

想像できない。


「菅山さんの荷物

 けっこうあるでしょ」


「菅山さん

 この家に住むのいやで

 半年くらい

 別居してたのよ。」


ビールを気持ちよさそうに飲む


えりかさん


きまってる。


「やっと納得して

 つい、先週から

 一緒に住むように

 なったのよ」


飲みっぷりはここか。


「まあ、いいわ。

 太陽も買ってきたの

 適当に飲んで」


冷蔵庫から

見たことのないビールを

取り出す


「えりこさん

 そんな高いのいいっす。

 やすいので」


「何言ってのよ

 最初は、どさんこは

 クラッシック。

 コンサドーレも

 応援しなくちゃね」


何をいっているのか

わからない。


「まあ、何は

 ともあれ。どさんこの

 ビールなのよ」


そういって

ビールをほおって

よこしたので

キャッチするしかない。


デジャブー


プシュッと開ければ

あわがあふれる。


やられた

いつもの作戦。


景気づけ。

ワンゲルでは

よくビールをほおって

飲んでたなあ。


泡ばっかりで

美味しくないのに

なんでなんだろう。




なし

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