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不協留学  作者: 玲於奈
122/146

おしゃれな洋館

なし

イオンの酒コーナーで

酒をかごに

入れる


「えりこさん、

 最近。

 アルコール度数。

 9パーセントが

 売れているんですよ」


アナウンサーのような

口調になってしまった。


「これとこれなんかは

 売れ筋ですね」


「いやあ。

 あのお酒の弱かった

 太陽から

 スーパーの

 セールストーク

 されるとは

 思わなかったわ」


といいながら

大爆笑。


やっとおさまって

なおも笑いながら

レジに向かう


会計をすませるや。


「それじゃあ。

 私、先に帰っているから。

 車で荷物、運んどいてね」


振り向かずに


手を振りながら


「家の前にいるよーー」


器用な人だ。


しかしながら

イオンをよく熟知している

えりこさん


さすがにイオンはでかいので

歩くよりも

車の方が時間がかかる。


こっちです。

あっちでーす。


ぐるぐる回って

やっとイオンの裏に

たどりつく


確かに歩いたほうが

早いわけだ。


立派な公園がある住宅街。


一軒一軒の

家がでかい。


美しい山が見える

名前はわからないが

名峰なのであろう。


青空に白い雲と

セットでたたずんでいる。


北海道感。


満載。


路地を進み


ビールを1本飲んで

ほろ酔いの

えりこさんに

やっと追いつく。


私の車に気づいて

ここだわと

リアクションする


さらに、ここに

止めてと

路上脇に両手で

線路のように

合図する。


止まってみれば

家もでかい。見上げる感じ。


北海道感覚か

ここらの家もでかいが

宮沢先輩の家は

他の家の1.5倍はある。


洋館。テラス付き。

2階建て。

屋根裏部屋の

丸窓がアクセントになっていて

おしゃれ。


玄関ポーチに埋め込まれている

レンガが放射線状で

玄関へのアプローチに

なっていて

おしゃれ。


隣家との植え込みも

でかくて立派。


唖然とする私に

えりこさん一言。


「まあ、金かかってるわね」


「イオンが近いのも

 宮沢さん頑張ったのよ」


「まあ、中に入って」


たくさん持ってきた

様々なおみやげを出しながら

玄関へ運ぶ。




なし

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