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不協留学  作者: 玲於奈
120/146

イオン正面

なし

「うちのだんなさん。

 そんなに食べないけど

 焼肉でいいっしょ」


カートを押しながら

話すえりこさん


さすがに14時

主婦もまばら


私たちは

わけありに見えるのか

なんだか

いぶかしげに見られている

気がするのは

私だけか。


えりこさんの

口調からか。


しかしながら

この2ショットで

よく行った。

大学時代のワンゲル部

山行前の

食料の買いだし


なぜかわからないが

パーティのメンバー、みんな

講義があったり、バイトが入っていたり

実習や、補講があったりと


用事があり


みんながそろって

買いだしに行けない。

そろわない。


なにはともあれ

私が

一番尊敬する上松先輩が

来られない。


上松先輩は

宮沢先輩と同じ学年で

美人で、華奢な

先輩。


すこしおっとりしているのも

魅力的。


上松先輩は

来られず

いつも、何の因果か

スケジュールの波長があう

2年のえりこさんと

私で大学から自転車に乗って

10分ほど行った

スーパーに向かう。


二人とも車を

持っていないので

自転車なのだ。


上松先輩は、軽自動車を

持っているので

その意味でも


がっかり。


そして

スーパーにつけば


でたあーーー


えりこ先輩の

食材のいちゃもんバトル。


無難にいきましょうよ。

えりこさん。


自炊したことないので

わからないながらも

かなり

あやしい選択。


勘弁してください。


食べられるものを

作りましょう。


リーダーの

宮沢先輩がいれば

バシッと

決めるので

いいのだが


「逃げたな」という感じが


わかる設定。


そして、

あれから何十年たって

またもやえりこさんと

スーパー。


時が経ったなあ。

軽い

デジャブー感覚。



食べないといいながら

えりこさんは

どんどん

野菜やら、肉やらを

入れていく。


そんなに食べられます。

えりこさん?





なし

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