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不協留学  作者: 玲於奈
119/146

TSUTAYA

なし

小一時間

TSUTAYAで過ごす。


北海道に来て

私は何をしているのだろうか


ともかく

観光ガイドブックからの

情報は吸収し


登別、室蘭には

多少くわしくなった。


ひととおり

目を通したところに

着信。


「ハイ、それじゃあ。

 イオンに移動。」


もしかして裏手のイオンかと

思っていたら

予想通り


「TSUTAYAの裏に

 イオンあるから

 そこに車も移動。」


さすがえりこさん

レンタカー借りたことも

お見通し


私は何も連絡していないのに


この間0.1秒


あいかわらず

えりこさんとの電話は

スリリング。


「玄関で待て」


まいどのことながら

なんと

人遣いの荒いこと

荒いこと。


多感な大学時代に

長らくワンゲルで

様々な

山行を

共にしてきて

多分

大きく私は影響をうけてきたんだと

思う


今考えると大いに思うと

イオンに車を移動しながら

思った。


「よう。待った?」


手をあげるえりこさん


珍しくスカート姿。

よもやはじめて見たかもしれない。


近づくなり


「顔はあんまり

 じろじろ見んな」


「大学時代と違って

 ふけたから」


思わず手をたたいて

大爆笑。


飛び蹴りをくらわなくてよかったが・・


15年ぶりの再会が

まさにこんな感じのスタートで

えりこさんは

とても離婚したとは

思えないパワフルさだった。


本当に泣くくらい

おもしろかった。


まあ、こんな感じで

えりこさんと一緒にいると

楽しく暮らせると

毎回思う。


かといって

豪快なだけでなく

さすが、秋田美人。

心配りがすごい。


~大丈夫かい。

~こっちでやっとくかんね。


常に気をくばってくれる。

安心感がある。

それは

今回の滞在でも多々感じた。


なし

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